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4つのシーン別に見る!犬が体を“カキカキ”する理由と対処法とは

犬はかゆいとき、“カキカキ”とかゆがるしぐさをします。皮膚病などが疑われる場合は、動物病院を受診する必要がありますが、かゆいとき以外にも、犬は“カキカキ”と体をかくことがあるのです。今回は、かゆくないのに犬が“カキカキ”する理由とその対処法を、4つのシーン別にご紹介します。

シーン① しつけのトレーニング中

あくびする犬
「トレーニングは苦手だけど、ごほうびのおやつは欲しい」いった葛藤をトレーニング中に感じると、犬は体を“カキカキ”したり、“ブルブル”と震わせたりすることがあります。

飼い主さんの対処法

トレーニング方法やごほうびを変えて、犬がストレスなく楽しくトレーニングを続けられるよう工夫してみましょう。また、決して怠けているわけではないので、絶対に叱らないであげてください。

シーン② お手入れ中やお手入れ後

チワワ
爪切りやブラッシングなどのお手入れが苦手な犬の場合、その緊張感や不快感を紛らわすために、体を“カキカキ”とかいたり、なめたりするなどのしぐさを見せることがあるようです。

飼い主さんの対処法

この場合は、お手入れ時間を短縮する工夫をしてあげることが大切です。ただし、ブラッシングの後に体をなめているときは、毛を整えているだけの可能性も。

シーン③ 慣れない場所や苦手な場所にいるとき

つまらなそうな犬
動物病院やドッグカフェなど、犬が苦手な場所にいると、「この場所から出たいのに出られない」というストレスを感じ、体を“カキカキ”とかいたり、なめたりして、気持ちをほぐそうすることがあります。

飼い主さんの対処法

可能であれば、一度その場を離れるなどして気分転換させてあげましょう。また、抱っこをして、愛犬の気持ちを安心させてあげることもポイントです。

シーン④ 初対面の犬や苦手な犬と会ったとき

クンクンする犬
散歩中など、初対面の犬や苦手な犬とすれ違うと、緊張を和らげようとして何度も体を“カキカキ”したり、“ブルブル”したりすることがあります。また、ほかの犬に対して吠えた後、その興奮を落ち着かせるために、体を“ブルブル”することも。

飼い主さんの対処法

この場合は、苦手な犬が来たら近づけないようにしたり、「大丈夫」など犬が安心する言葉をかけてあげたりするとよいでしょう。また、苦手な犬とすれ違うときにおやつをあげることで、印象が変わるケースもあるようです。
このように、犬は緊張や不安といったストレスを感じると、“カキカキ”するしぐさを見せることがあるようです。数回、あるいは数秒間、体を“カキカキ”する程度ならあまり心配はいりません。しかし、何度も繰り返すようであれば、声をかけたり、遊んであげたりして、愛犬の気持ちを紛らわせてあげてくださいね。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬がよくする「カキカキ」。かゆいからだけじゃない、そのしぐさで飼い主さんに伝えたい気持ちとは。」

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬がよくする「カキカキ」。かゆいからだけじゃない、そのしぐさで飼い主さんに伝えたい気持ちとは。』
文/hasabe
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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