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犬の多頭飼い、始める前に考えるべきこと。環境やしつけの準備はOK?

新しい犬を迎え、多頭飼いをスタートさせる前に、飼い主さんがやっておきたいことがあります。それは、愛犬の去勢・避妊手術や、犬の生活環境の整備、しつけ・ルールを家族間で共有しておくこと。先住犬となる愛犬のストレスをなくすには、飼い主さんの意識と行動が重要です。

愛犬の社交性が重要

友達
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
先住犬となる愛犬の性格によっては、多頭飼いがストレスになる場合があります。まず、愛犬の性格を考えてみましょう。飼い主さんが「うちの子はフレンドリーだから大丈夫」と思っていても、実は違うケースも。散歩へ行ったときに愛犬の様子を観察してみてください。


・散歩中にほかの犬とすれ違うとき、全身が固まるほど怯えたり、逃げたり吠えたりすることなく、見て見ぬ振りができるか。

・散歩中にほかの犬が近づいてきたとき、相手のニオイをかいで挨拶し、その後クールダウンできているか。

・興味のある相手が近づいてきたとき、飼い主さんのコントロールに従えるか。



これらの行動ができない場合は、トレーナーなどの専門家のもとで状況を改善させる必要があります。

去勢・避妊手術は済ませておきたい

大きさの違う友達
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
先住犬の異性の犬を新しく迎える場合、去勢・避妊手術を受けさせておけば望まぬ妊娠を避けることができます。また、同性同士であっても、事前に手術を済ませておいた方が良いでしょう。夫婦として迎え入れ出産を検討している場合は、専門家に相談して環境作りのアドバイスをもらうと安心です。

ケージやトイレは個別に用意するのが理想

初ハロウィン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ケージやクレート、トイレは1頭につき1つ用意しましょう。ケージを設置する際に気を付けたいのは、ケージ同士をくっつけずに、離れた場所にセットすること。また、目隠し用の布なども準備しておきましょう。トイレは将来的に共有することができるかもしれませんが、犬の性格によって嫌がる場合も考えられます。

しつけやルールは家族で再確認しよう

近所の居酒屋さんで
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
家族間では、しつけやルールを共有して再確認しておきましょう。家族それぞれの意識がぶれていると、犬たちが戸惑い、しつけが身につかなくなってしまう可能性があります。快適な環境のもとで、愛犬にのびのび過ごしてもらうには、飼い主さんたち家族が共通のルールで接することが大切です。
先住犬に対し、新しい犬を迎えることを説明するのも効果的なようです。「みんなで仲良くしようね」「わが家のルールを教えてあげて」など、愛犬に感謝の気持ちをもって話しかけてあげましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「【獣医師が解説】犬を多頭飼いするには?知っておくべきメリット・デメリットと誤解や注意点」

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師が解説】犬を多頭飼いするには?知っておくべきメリット・デメリットと誤解や注意点』(監修:SHIBUYAフレンズ動物病院院長 滝田雄磨先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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