犬のプロの見解をもとに、犬種の特徴をランキング化しました!
犬は犬種ごとに得意なことやしつけやすさ、体質が大きく異なってくる動物。愛犬の犬種の特徴を知っておけば、毎日のお世話に役立つかも!
※この犬種ランキングは、監修の先生の見識や『いぬのきもち』読者への調査結果を加味して編集室でまとめました。犬の能力・しつけやすさ・体質は個体差もあるので、順位は参考にとどめ、愛犬に合った接し方を心がけてください。
※両親が純血種のミックス犬の場合は両親の犬種の、両親が純血種でないミックスの場合は似た特徴の犬種の「接し方」を参考にしましょう。
体質を知れば健康管理に役立つ!
愛犬の犬種の体質や病気のかかりやすさを知っておくと、病気やケガの予防や早期発見、健康管理をしやすくなります。特徴をきちんと知っておきたいですね。
ぽっちゃり犬になりやすい犬種の特徴は?
ビーグルとミニチュア・ダックスフンドは、甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)など、太りやすくなるホルモンの病気にかかりやすい犬種です。
ポメラニアンは健康なときも食欲が出やすくなる副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンが多めに分泌しがち。パグやジャック・ラッセル・テリアは食欲旺盛で、必要な運動が不足して太ってしまうことがあります。
おすそ分けやおやつを与えたい場合は、毎週体重を測るか、愛犬の体を触って体型チェックをしてみましょう(腰のあたりで背骨を感じないなら太りぎみ)。太ってきたなと思ったら、与えるのをやめるなどの配慮が必要です。
胃袋が小さいのは、どんな犬?
激しい運動をあまり好まず、胃袋も比較的小さめな犬種はおなかがすきにくいので、食べ残したり遊び食べをしがちです。チワワは健康な状態でも食が細めですが、脳に障害を抱えている場合はさらに食が細くなってしまう傾向があります。
フードを食べ残す場合は、肉をゆでた汁をかけて与えたり、フードにニオイの強い犬用チーズや犬用ジャーキーなどといっしょに保存して、いいニオイをつけてから与えると、食いつきがよくなります!
愛犬の特徴を知って、健康管理に役立てましょう
愛犬のルーツや身体的特徴を知っておけば、毎日の健康管理に役立ちます。
もう1頭迎え入れたいと思っている人も、前もって特徴を知っておくと参考になりますよ。
参考/「いぬのきもち」2014年4月号『犬種なんでもランキング』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
文/\(m.h)/