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介護中の老犬のお留守番をペットシッターにお願いできる?
介護中の老犬のお留守番をペットシッターにお願いできる?
まずは、電話やメールで問い合わせをしてみましょう。お世話をお願いするにあたっての注意事項などをご紹介します。
ペットシッターとの打ち合わせを念入りに
しかし、どうしてもお世話をお願いしたい、老犬のことをわかってくれる人がいい、そんな時は老犬のお世話に対応しているペットシッターサービスに問い合わせてみるとよいでしょう。
ペットシッターは、自宅に訪問して犬のごはんやトイレのお世話、散歩など、普段の生活に沿って犬のお世話をしてくれる専門のサービスです。
老犬のお世話も対応可能かどうかは店舗によって異なりますので、まずは問い合わせてみましょう。
打ち合わせが可能になった場合は、まずは介護中の愛犬のお世話について詳しく打ち合わせをお願いしましょう。
どのようなお世話をしてほしいかという飼い主さんの要望と、ペットシッターさんがどんなサービスを提供できるのか、愛犬がゆっくり過ごすことができるように十分な打ち合わせが必要になります。
また、お世話の内容だけでなく、普段困っていることや心配なことを相談してみてもよいでしょう。
ペットシッターをお願いする場合は、まずこの打ち合わせが重要になります。
介護中の愛犬の普段の様子や気になる点を細かく確認することで、当日のお世話の内容も変わってきます。
また、最近の癖や体調など詳細を伝えておくことによって普段通りの暮らしを送るきっかけになるのです。
シッターによって異なる料金体系
時間制で決まっている場合、犬の体重や大きさによって異なる場合、介護レベルによって異なる場合と様々です。
支えて歩くことができる老犬と、寝たきりで完全介護が必要な老犬の場合、お世話内容も変わりますが、料金体系も変わることがあります。細かく確認しておくとよいでしょう。
ペットシッターと飼い主、そして犬、この三者において大切なことは信頼関係です。ペットシッターには鍵を預けて愛犬のお世話をお願いします。
まずは信頼関係がとても大切になるのです。また、打合せでお世話の内容を細かく確認おくだけでなく、普段の部屋の様子やお世話スペース、空調や照明にいたるまで細かく確認しておくと安心です。
心配なことがある場合はしっかり伝えておきましょう。
もちろん、愛犬の体調管理にも気を配る必要があります。また、万が一の為にかかりつけの動物病院も忘れずに伝えておきましょう。
ペットシッターさんによっては、介護だけでなく気分転換やマッサージ方法など、老犬との暮らしをよりよくするためのアドバイスをしてくださる方もいます。
愛犬に合ったプランとなるように相談してみてもよいでしょう。
シッティング当日に向けての準備
お部屋の中で自由に留守番させるのか、サークルやケージの中でお留守番させるのかは事前に決めて伝えておきましょう。
また、老犬の場合、静かな環境を好むか音があるほうが安心するかはそれぞれです。
静かな環境が苦手なワンコの為にテレビやラジオをつけておいてもらうようお願いしたりと、できる限り、日常生活のまま過ごせるようにする為の工夫を事前に考えておくことも大切です。
ごはんや排泄の介護に関しても、事前にしっかりと伝えておくことが大切です。ごはんは、普段目分量であげてしまっているという方であっても、まずはどのくらいの量なのか計測して決めておきましょう。
老犬になると、食欲にはムラがあるものです。グラム単位で伝えておくと、間違いもないですし、食欲があるのか無いのか、普段に比べて明確にわかるようになります。
小分けして準備しておく場合でも、そのように細かく決めて伝えておくと安心です。
排泄に関しても普段の排泄回数はどのくらいなのか、普段の様子を伝えておくと安心です。また、トイレ掃除やシート交換のタイミング、おむつ交換などに関しても細かく打ち合わせしておきましょう。
まとめ
安心して頼むことができるシッターさんに出会うと心強いものです。介護専門のシッターさんもいますので、相談してみましょう。
文/ペットシッター 山川歩夏
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