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もし「耳の病気」にかかったら、平均2万1056円かかる!

予防したい犬の病気【耳の病気】3

犬の病気には様々ありますが、今回は、高温多湿になる初夏から夏の時季に発症したり悪化したりしやすい、「耳の病気」についてご紹介します。

もし「耳の病気」にかかったら、平均2万1056円かかる!

年齢とともに犬の免疫力、治癒力が低下していくことに加え、年齢を重ねるほど、クッシング症候群や甲状腺機能低下症といった、耳の病気以外の疾患と併発するケースが多くなりがちに。

治癒が難化し、診療費もかさむ傾向にあるといえます。

重症化する前に治療すると、少ない通院回数で治ることも

埼玉県のフジタ動物病院・小暮啓介獣医師によれば、「症状が軽いうちに治療すると、1~3回の通院で治ることもありますが、慢性化してしまうと、毎週のように通院する患者さんも少なくありません」とのこと。
早めの受診が大切です。

耳の病気は、洗浄や投薬などの治療が必要に

外耳炎をはじめとする耳の病気の治療では、耳の洗浄が効果的です。
洗浄で耳の汚れが取れたら、点耳薬や内服薬など、症状に合わせた薬を投与して治療します。

アレルギーや甲状腺の機能異常など、他の病気を併発している場合、耳の治療と同時に併発している病気の治療も必要に。
対症療法を行い、食事や生活環境の見直しについても相談しながら、治療を目指します。

耳血腫で耳介に血液がたまっている場合は、投薬による治療や、手術をして血液をたまらなくする治療などが行われます。

重症の場合は手術することも!

外耳炎が慢性化すると、外耳道を取り除く手術をせざるをえなくなり、最悪の場合、犬が聴力を失う可能性も。
初期の段階で異変に気づき、動物病院で受診することが大切です。

耳の病気は、慢性化・重症化すると、通院回数が増え、金額もかさんでしまいます。
なにより、愛犬に負担がかかりますから、予防に努めたいものです。

暑い時期はとくに耳の中を毎日チェックし、ヘンだなと思ったらすぐに受診しましょう!


出典:「いぬのきもち」2017年7月号『データで解析! 今月の予防したい犬の病気』
データ提供:アニコム損害保険株式会社
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