犬と暮らす
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犬もやきもちを焼く?他の犬や子供に嫉妬するそのしぐさや理由とは
飼い主さんが他の犬を撫でようとしたら愛犬が間にグイグイ入ってきた!こんなことはありませんか?これは犬の”嫉妬”と"やきもち"です。今回は、犬が嫉妬したり、やきもちを焼いている時のしぐさとその理由についてご紹介します。

犬も嫉妬することがあるの?
犬は人間と同じくやきもちを焼く動物です。
いつも家族にべったりで、甘えん坊の犬の場合、飼い主さんが他の犬や子供を構ったり、かわいがったりすると、愛犬がアピールしてきたことはありませんか?
これが"やきもち"と"嫉妬"です。
他にも子供のお世話を優先した時、あるいは多頭飼いの場合に同居犬を優先してしまった時に、「自分も構って欲しい!」と犬がやきもちを焼くことがあります。
犬が嫉妬している行動を見過ごさないで!

犬がやきもちを焼いたり、嫉妬している時のしぐさや行動は犬によってさまざまです。新しく同居犬や人間の家族が増えた時は、犬からのサインを見落とさないように気にかけてあげてください。
特に、今まで1頭だけの生活で飼い主さんや家族と一緒に濃い時間を過ごしてきた犬は、新しい生活の中で、思うように構ってもらえないと、嫉妬がどんどん強くなってストレスを感じてしまうので注意しましょう。
犬が嫉妬している時のしぐさ
- おもちゃを何度も持ってくる
- 自分も!と割り込んでくる
- 吠える
- 不機嫌そうな表情をする
- ため息をつく、ふて寝をする
- すねる、シュンとする
- 他の部屋に行ってしまう
- おしっこを何度もして気を引こうとする
犬が嫉妬している時にみせるしぐさは、犬によってさまざまです。喜んでいるように見えても、実は嫉妬しているかもしれませんよ!
注意するべき行動
- 嫉妬している対象にうなる、攻撃する
- イライラして自分の前足やからだを噛む、舐める
- トイレが上手にできなくなる
- お留守番中など、物を壊すようになる
これらのしぐさは、やきもちや嫉妬が犬のストレスとなっている可能性もあります。もしかしてこれは問題行動では?と感じた場合は、早く対処してあげるようにしましょう。
犬の嫉妬に飼い主ができることは?

愛犬が人や他の犬、物に嫉妬している時は、犬に声を掛け、撫でてあげて、できるだけコミュケーションを多くとるように心がけましょう。
新しい子犬を迎えた時、子供が生まれた時、環境が変わった時などは、バタバタして、目の前にある生活で、飼い主さんもいっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。でも、犬も戸惑っていることを忘れないでください!
犬がやきもちを焼いていると思ったら「あなたが一番大切だよ」ということを伝えて、優しくフォローしてあげるようにしましょう。愛犬が安心するようなケアをすることで、やきもちを焼く回数が減ってくるかもしれませんね!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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