犬と暮らす
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犬のしっぽは何のためにある? 感情表現のためだけじゃなかった
役割① 感情を表現するため
たとえば飼い主さんが帰宅したときに、ちぎれそうなほどしっぽを振るのは、「嬉しい」という気持ちを表現していて、しっぽをピンと立てているのは何かを警戒している状態です。また、垂らしたまま左右に振るのはリラックスしている状態といわれています。
このようにしっぽの振り方の強さや速さ、しっぽの位置によって、犬はさまざまな感情を表現しているのです。
役割② 体のバランスを取るため
たとえば走っている犬が急旋回するときは、しっぽでバランスを取ってうまく方向転換しています。また泳いでいるときは、あごで泳ぐ方向を定めつつ、しっぽを舵のように使うことでバランスを取っているのです。
人が平均台に乗ったとき、両手を水平にしてバランスを取ろうとするのと一緒ですね!
役割③ 寒さ対策のため
犬は寒さを感じると丸くなって体を温めようとしますが、そのときしっぽも体に巻きつけています。しっぽの下に鼻を入れて冷たい空気を吸わないようにすることで、体温をこれ以上下げないようにしているのです。
雪遊びのあとや寒い日などは、しっぽを使って丸まっている様子が見られやすいので観察してみてくださいね!
「なるほど!」と思った方は、ぜひ周りの犬好きさんにも教えてあげてくださいね♪
犬のしっぽについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください!
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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