犬と暮らす
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仲よし姉妹マービン&ルーファス vol.2【いぬねこ宅の幸せスタイル】
vol.2 仲よし姉妹マービン&ルーファス
愛犬たちとの暮らしを楽しむぬいぐるみ作家の金森さん。2頭のどちらを家族に迎えるときも、じっくり焦らずに、時間をかけてきました。
窓の外には快適そうなベランダが
性格は全く違うけど
子どもの頃から目つきもしっかりして賢かったというマービンと、普段からぼーっとしているというルーファス。性格の全く異なる2頭だけど、相性はすごくいいそうです。
「似た者同士だと闘争心が燃えるかもしれないけど、ルーファスがおっとりしているからいいみたい。ドッグランでも散歩中でもほかの犬が苦手なマービンが、ルーファスのことは小さな頃から顔をなめてあげたりしてましたから」
左が姉のマービン、右は妹のルーファス
犬を飼うならジャック・ラッセル・テリアに・・・!
金森さんがマービンを家族に迎えたのは、今から約10年前のこと。きっかけは友人の愛犬を預かったことでした。
「出産する友人のために、1週間だけ友人宅のジャック・ラッセルを預かることになったのです。でも最初は、あまりのやんちゃぶりに驚いて疲れ果てたのですが、3日ほど経ったある日、やんちゃなんだけど憎めない性格が面白く、かわいくもなってきて、帰える日には泣いてしまったくらい(笑)。それから、私とまるっきり同じ思いをした夫と、犬を飼うならジャックラッセル・テリアにしよう!と話しました」
ローテーブルの下におもちゃを引っ張り込んだマービン
「へーうちに迎えてもいいんじゃない?」byマービン
その後、縁あって山形のブリーダーさんの元からマービンが金森家にやって来ました。
子犬だったマービンが6歳になった頃、時折り淋しそうに見えたので、「もう一頭飼ってみようか と考えていたという金森さん。そんな頃、たまたま出掛けたホームセンターの一画にあったペットショップでルーファスと出会いました。
「気になって夫と見ていたら、犬嫌いなマービンも覗き込んできて、『へーうちに迎えてもいいんじゃない?』という顔つきで見ていて……
金森家のインテリアは、ナチュラルでやさしい色合い。ルーファスの毛色がなじんでいます。
結局、金森さんとマービンは、3日間、同じショップに通いつめルーファスを家に迎えることに決めました。
「でも、新しい家族を迎えてもマービンが動揺しないように、あらかじめルーファス用のゲージに食器やトイレを早々と用意して、しかも名前も決めて、もうすぐルーちゃんが来るよ!と何度もマービンに話しかけてイメージトレーニングをしていました」
その甲斐あって(?)か、1週間後にルーファスが家に来た時には、マービンはすんなりと受け入れてくれたそうです。
みやちゃん(金森さんのこと)と一緒に席についてみました(by ルーファス)
かわいい雑貨があふれる金森家
金森家には、廊下からリビングダイニングの至るところにかわいい雑貨があふれています。ぬいぐるみ作家になる前から雑貨屋さんで働くなど、雑貨好きだった金森さんは、感性に合うものを見つけるとこまごまと雑貨を買い集めてきたのだそう。
センスよく飾られたコーナーの中には、愛犬の写真や金森さんが手づくりしたぬいぐるみも顔をのぞかせています。
壁の写真は小さな頃のマービン。黒いフレームの中は、ジャック・ラッセル・テリアの短毛種のポストカード。
飾り棚の丸いケースには金森さんお手製の小さな犬のぬいぐるみ
センスあふれる愛犬コーナー
「あまりリードや首輪も種類は持ってなくて」というお散歩グッズの壁収納や、「ちょうどいいのがなかったから」と人用の器を使用した愛犬の食事コーナーを見せていただくと、金森さんが愛犬が使いやすそうなものを探して、大切に使っているのが伝わってきます。
犬雑貨のディスプレイがかわいい食事コーナー
廊下のフックに2頭のお散歩セット
相撲番組ファンの犬
家を留守にする時は、愛犬たちが寂しくないようにテレビをつけたまま出かけるという金森さん。
「帰宅すると、まずルーファスがだーっと玄関に走ってきて、それからマービンを呼びに行くんです。『お姉ちゃん、みやちゃんが帰ってきたよ!』みたいに。それでマービンが『おかえり〜』と出てきます。でも時々、TVの前でお相撲をじーっと見ていて出てこないことも(笑)」
「マービンはどうやらお相撲が好きみたい」
ある時、臥牙丸(ががまる)の試合を真剣に見ているので、金森さんが「マービン、臥牙丸が好きなの?」と聞いてみたところ、否定する気配がなかったそうです。
日向ぼっこするぬいぐるみのようなルーファス
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