普段の生活の中で犬が何気なく行っている仕草の中に、飼い主をいわば「バカにしている」犬もいるって知っていましたか?犬にバカにされないように、愛犬のどんな行動に注意するべきかをチェックしておきましょう。
言うことを無視する
愛犬が言われていることを無視する、指示を聞かない、聞いていないふりをしている場合は、この人の言う事を聞かなくても「まぁいいや」「自分の方が偉いんだ!」と勘違いしているかもしれません。
わがままが許されると思っている
ある人の言う事は聞く犬が、別の人に対して「要求吠えをする」「飛びつく」「食べ物をねだる」といった行動をとる犬は「わがまま」を通そうとしています。犬がして欲しくない行動をとった場合は、はっきりと“ダメ!”という意思表示を行い、犬の思い通りにさせないことが大切です。
マウンティングをする
飛びついて離れないといった明らかなマウンティングは、犬よりも下の存在にみられていると気がつくかもしれませんが、マウンティング以外にも、飼い主さんの体の上で尻尾に力を入れて高く上げていることはありませんか?これは自分の方が上だ!と誇示している行動の可能性があります。
攻撃する(うなる・噛む)
信頼関係ができ、飼い主さんに従順な犬は、通常、唸ったり噛み付くということはありません。小さなお子さんがいるご家庭では、犬のストレス状況などによっては、目を離したすきに、子供を自分より下の存在だと馬鹿にして脅かすことも考えられるので注意が必要です。
お散歩で引っ張る
お散歩中に犬の好きなように歩かせていませんか?飼い主さんがグイグイと引っ張られる場合は、飼い主さん主導でお散歩のルートを日替わりで変えてみるなど、犬を好き勝手にさせないようにしましょう。
犬は賢い動物です。この人なら大丈夫だ!と、いわば「バカにする」相手を選ぶケースも考えられます。毅然とした態度をとることが大事なシーンもあるでしょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください