愛犬があおむけになってゴロンとひっくり返る姿。気持ちがよさそうで、ほんわかと幸せな気分が伝わってきますが、この犬のしぐさにはさまざまな意味があります。今回は、犬があおむけになるときの理由とメッセージについて、かわいい画像を紹介しながら解説します。
気持ちが良くて、リラックスしているとき
犬はリラックスしているときや、気分が良くてくつろいでいるときに、あおむけになってゴロゴロと寝転がります。これは心配や不安、警戒心がなく、安心しきっているときのメッセージです。
飼い主さんにとっても、愛犬がいつもこんな気持ちでいてくれると嬉しいですね。
飼い主さんに甘えたいとき
飼い主さんに向けておなかを見せるのは、甘えたいときのサイン。
大好きな飼い主さんに「かわいがってもらいたい」「一緒に遊んでほしい」というメッセージが込められています。
おねだりメッセージの場合も
お気に入りのおもちゃや、ごはん・おやつなどを見せたときにあおむけになるしぐさは、「一緒に遊ぼうよ♪」「それ、ちょうだい♡」といった、甘えんぼうのおねだりかもしれませんね。
あえて弱点を見せている
犬にとっておなかは、弱点のひとつでもあります。そんなおなかを相手に見せるのは、「敵意や、争う意思はありません」というメッセージを伝えているということ。
ときどき、ほかの犬に対してゴロンとあおむけになるときがありますが、これは、あえて自分の急所を見せることで、ケンカなどの争いごとを避けようとしているのですね。
信頼している相手だけに見せる無防備サイン
犬はもともと、母犬になめて毛づくろいをしてもらっていたときに、あおむけになっていました。愛犬が飼い主さんにおなかを見せるのは、その名残でもあり、飼い主さんを心から信頼している証です。
そんな愛犬からのメッセージには、おなかをやさしくなでて応えてあげてもよいですね。あまり激しくして、じゃれ噛みすることのないように、適度に加減してあげるのがポイントです。
愛犬がおなかを見せる無防備な姿は、本当にかわいくて癒されるもの。愛犬からのメッセージを読み取って、同じくらいの愛情で応えてあげるのはもちろん、愛犬がいつでもあおむけでリラックスできるような、安心できる環境をつくってあげたいですね。
参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『警戒心ゼロ!? 犬があおむけでゴロ~ンとおなかを見せるしぐさ』
参照/Instagram
文/hattori
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