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人よりも発見が遅れやすいって本当? 知っているようで意外と知らない犬の「がん」のこと

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犬の死因の1位ともいわれる「がん」ですが、犬の「がん」について意外と知らない飼い主さんも多いのでは? そこで今回は、犬の「がん」についての疑問ついて、わかりやすくご紹介します。知っておくと、愛犬が「がん」になったときに進行を抑えることにも役立つはずです!

Q「がん」って何? どうしてなるの?

A.細胞が傷つくことで起こる「突然変異」です

犬も人も、体は多くの細胞によってつくられています。体内の細胞がなんらかの原因で傷つくと、突然変異を起こして正常な働きを失い、過剰に増殖を繰り返すことがあります。これが「がん」細胞です。「がん」細胞は健康な犬の体の中にも毎日発生していますが、通常は免疫によって消されています。しかし、年をとると「がん」細胞が増える一方で、免疫の働きは衰えるので、生き残った「がん」細胞がかたまりとなり、「がん」になるというわけです。

Q.犬の「がん」って遺伝するの?

A.事例はありますが、まだ解明されていません

「がん」そのものが、遺伝することはありません。犬種でなりやすい「がん」があったり、親子で同時期に肺がんにかかったケースなどがあるため、「がん」の要因が遺伝されることは考えられますが、まだ解明されていません。

Q.犬と人の「がん」に違いはあるの?

A.人に比べて発見が遅れやすいです

避妊や去勢手術で一部の「がん」のリスクを低下できるなど、治療についてはやや異なりますが、「がん」になる仕組みは同じです。ただし、犬は痛みや違和感を言葉で訴えられないため、発見が遅れやすい傾向にあります。

Q.犬が「がん」になるのは飼い主のお世話の仕方が悪いせい?

A.そうとは言いきれません

人の「がん」でも同様ですが、「がん」になるまでにはさまざまな要因が絡み合うため、原因を特定することはできません。ただしストレスは免疫力を低下させるので、犬に強いストレスを与えるのはNGです。

「がん」はどの犬でもなりうる病気。正しい知識を知っておき、いざというときにあわてないようにしましょう。

参考/いぬのきも18年6月号『知っておきたい犬の「がん」』(監修:池尻ペットクリニック院長 遠藤美紀先生)
イラスト/ワタナベモトム
文/melanie

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