犬と暮らす
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「かまって犬」?! さみしくなるといじけちゃう犬種って⁉
「手がかからなくていい犬」実は退屈?
子犬期なら、イタズラ予防やトイレトレーニングのためにいつも目が離せないこともありますが、成犬なら、目を離していてもある程度落ち着いて生活できているのではないでしょうか。
実は、犬にとって、飼い主さんとコミュニケーションをとることは、ゴハンやお散歩と同じくらいワクワクするものなんです。「うち犬は、手がかからなくてイイコだわ~」なんて思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、もしかすると、犬にとっては退屈に感じているかもしれません。
ここでは、とくに飼い主さんと触れ合うのが好きな犬を紹介しましょう。
特にかまってほしい犬は?
活発なテリア系の犬種
▪ヨークシャー・テリア
などのテリア系
テリア系の犬種は、もともと小動物を狩るために改良されてきました。そのため、駆け回ったり、獲物(に見立てたおもちゃ)を追いかけたりするのが大好き。小柄ながらもパワーを秘めているので、いつも遊びたくてウズウズしています。
そんなわんちゃんを飼い主さんがかまってくれないと、退屈でストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
遊び好きな犬種
▪シェットランドシープドッグ
▪ミニチュア・シュナウザー
など
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークやシェットランドシープドッグといった、かつて牧羊犬として人と力を合わせて羊を追い込むなどの働きをしていた犬種や、ミニチュア・シュナウザーなど、遊ぶことが大好きなわんちゃんは、飼い主さんと接する機会が減ってしまうと、寂しさを感じてしまいやすいかもしれません。
新しい遊びやトレーニングで飽きさせないようにしよう!
「マッテ」や「オスワリ」など、わんちゃんが基本的なしつけトレーニングをしている飼い主さんが多いと思います。そのほかに「オテ」から発展させた「ハイタッチ」など、遊びや芸の要素を取り入れてみることです。そうすることで、わんちゃんは“新しい遊びが始まったぞ!”、“今日は何をするんだろう?”とワクワクできるようになります。
日ごろから新しい遊びや芸を取り入れることでわんちゃんを楽しませてみましょう。
とはいえ、かまいすぎも逆効果
いかがでしたか?
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ともいいますが、なにごともほどほどが一番です。
飼い主さんがわんちゃんに対して、コミュニケーション不足なのか過干渉なのか、わんちゃんの様子をよく見て接してあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2016年10月号「年代別 犬種別 ストレス解決法」(監修:しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生、代官山動物病院獣医師 藤井仁美先生)
文/UTAにゃん
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