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遺伝が大きく関係も「アトピー性皮膚炎」になりやすい犬種
今回は、アトピー性皮膚炎の原因や症状、なりやすい犬種などについて、くわしく解説していきます。
犬のアトピー性皮膚炎とは
犬のアトピー性皮膚炎の原因は?
遺伝的な要因に加えて、ハウスダストやカビ、花粉、フケなどのアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)との接触や、ストレスなどによる皮膚のバリア機能の異常や低下によっても、症状が現れやすくなるといわれています。
犬のアトピー性皮膚炎の症状は?
炎症が長引いてしまうとメラニン色素の沈着が起き、皮膚が厚くなってしまいます。
犬のアトピー性皮膚炎が悪化すると…
激しい痒みが原因となってイライラしたり、攻撃的になってしまう犬も。
アトピー性皮膚炎になりやすい犬種
アトピー性皮膚炎になりやすい犬種としては……
- フレンチ・ブルドッグ
- 柴
- ゴールデン・レトリーバー
- ラブラドール・レトリーバー
- シー・ズー
- ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
などが挙げられます。
犬のアトピー性皮膚炎の治療は?
動物病院では、体の免疫バランスを調整する「投薬治療」を行うことがあります。また、アトピー性皮膚炎の原因となっているアレルゲンを、注射などによって犬の体内に入れる「減感作療法」という治療をすることもあるようです。
シャンプーやフードの見直しなども
- 週1回のシャンプーと毎日のドライワイプで、体についたアレルゲンを取り除くケアをする
- 獣医師の指導の元、愛犬の症状に合った療法食や総合栄養食のドッグフードに変える
- 主食のドッグフードのほかに、乳酸菌を含むサプリメントを与えて、腸内環境を整える
など。
また、犬が暮らす環境から可能な限りアレルゲンを排除するために、こまめな掃除や洗濯を心がけることも大切です。
ふだんのスキンシップで、異変に早く気づこう!
早期発見を心がけて早い段階で治療ができれば、重症化を防げるだけでなく、治療効果も高まるといわれています。
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