犬と暮らす
UP DATE
なぜ? 大型犬が小型犬より短命な理由
犬の全体の平均寿命は14.29歳
(出典:一般社団法人ペットフード協会 平成30年全国犬猫飼育実態調査より)
あれ?そんなに大差がないのでは?と感じるかもしれませんが、確かに中・大型犬の方が寿命が短い結果になっています。
短命な理由①:成長と老化のスピードが異なる
※犬→人の年齢換算は様々な考え方があります。
<小型犬の場合>
(犬の年齢+4)✕4=「小型犬の人年齢」
- 3歳の小型犬の場合=28歳
- 8歳の小型犬の場合=48歳
- 13歳の小型犬の場合=68歳
<大型犬の場合>
12+(犬の年齢−1)✕7=「大型犬の人年齢」
- 3歳の大型犬の場合=26歳
- 8歳の大型犬の場合=61歳
- 13歳の大型犬の場合=96歳
小型犬と大型犬は、犬の年齢が同じでも、人間の年齢に換算すると若い頃の成長スピードと、シニアになってからの老化のスピードが異なるので、同じ13歳でも68歳と96歳の違いが出てくるのです。
このため、歳をとるスピードが違うことが大型犬の方が短命である理由の1つだといわれています。
短命な理由②:大きな体が負担になっている
- 大型犬は小型犬に比べて、心臓などの臓器が体に対して小さいため、体に負担がかかって細胞の老化を早めている。
- 大型犬は、成長ホルモンの一種である「IGF-1遺伝子」が多く分泌量されることで、体が大きくなり短命になる。
病気の早期発見で大型犬も長生きできる!
大型犬は寿命が短いからという言葉はあまり気にせず、愛犬の日々の健康チェックや定期検診を行ってご長寿わんこを目指しましょう!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE