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多頭飼いが犬の幸せとは限らない! 意外と多い「多頭飼いの誤解」
今回は、多頭飼いに関する誤解やつまずきポイントを、実際の体験談も含めてご紹介します。
多頭飼いをしている人やしたい人が多い?
また、もともと多頭飼いに対して強い思いを持っていたわけでなくても、急遽保護犬や被災犬を引き取ることになったり、飼い主さん同士の結婚によって自然と多頭飼いになったりと、思いがけず多頭飼いになることも。
ですので、今は「1頭派」の飼い主さんも、多頭飼いについてある程度知っておくことは必要かもしれません。
実は勘違い? 犬にとっての幸せとは
しかし、人とのかかわりが深い家庭犬においては、無理に「犬だけの群れ」を作る必要はありません。
家庭犬にとっては、多頭飼いをして犬の群れを作るより、飼い主さんとの関係を深く築くことが「群れること」であり、幸せなことなのです。
多頭飼いで不幸せになってしまったケースも
仲良く過ごす姿が見たかったのに……
しかし、犬同士の年齢が近く、同性であったため、序列争いが過熱してしまったのだそう。普段の生活スペースも別々、お散歩などのお出かけも1頭ずつという、予想もしていなかった生活を送ることになってしまったといいます。
ほほえましい2頭の生活だったのに
最初から驚くほど仲良く過ごし、常に2頭一緒に過ごしていたそうですが、先住犬が先立ってしまうと、残された犬がストレスから体中をなめこわして、脱毛症状になったり、夜鳴きや粗相が増えるなどの問題行動を起こしたりするように。
2頭が一緒に生活する中で、依存が大きくなってしまったようです。
多頭飼いに向けて準備すること
そして、去勢・避妊をしておく、ケージやトイレを1頭ずつ用意しておくなど、環境作りもしっかりとしておきましょう。
その他、家庭内のしつけのルールの確認や、先住犬を他の犬や新しく迎えようとしている犬に慣れさせておくことなどの準備も重要です。
我が家・うちのコに合った幸せを
多頭飼いを検討する際には、多頭飼いをして起こりうるトラブルなどについてあらかじめ理解し、今一緒に暮らしている愛犬の幸せは何かを、しっかりと考えることが大切です。
文/くら
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんのであらかじめご了承ください。
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