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えっ、歯が二重に生える!? 歯のトラブルを起こしやすい犬種とは

見逃しやすいお口の病気。とくに小型犬は要注意!

犬にも、人と同じようにほうっておけない危険な口内の病気があります。
今回は、そんな病気の中でも、若い犬に発症しやすい病気と、その病気になりやすい犬のタイプをご紹介します。
若い犬の飼い主さんは、この機会に愛犬のお口の中をしっかりチェックしておきましょう。

乳歯が抜けない!?「乳歯遺残」

人では聞かない病気ですが、その病名が表すように、抜けるはずの乳歯が口の中に残り、永久歯が重なって生えてくる病気です。
犬の口内はしっかり口を開けさせないと歯の状態をよく確認できませんが、口を触られたり開けさせることを嫌がる犬が少なくありません。
結果、乳歯が抜けずにいるのを見逃してしまうケースが多いようです。

この病気は、ほうっておくと歯がぶつかって痛みが出たり、食べ残しが歯の間に挟まって歯周病が重症化することもあります。

「乳歯遺残」になりやすい犬種は?

ずばり小型犬全般です。
口が小さく、口内が見えにくいこともあり、発見が遅れることがあるようです。
チワワ
トイ・プードル
ポメラニアン
マルチーズなどの小型犬は、注意が必要です。

こんな症状に要注意

  • 食べづらそうにしている
  • 口臭が強い
  • 歯並びに違和感がある

病気を早期発見するために、同じ犬種の犬友達をつくろう

愛犬と同じ犬種の犬友達をつくると、歯並びを比較できたり、ほかの犬との情報交換ができるので、異変に気づくきっかけになります。
SNSなどでもいいので、情報交換できる関係を築くのもいいかもしれませんね。

いかがでしたか?
口内のトラブルはほうっておくと、あとで取り返しのつかない状態になってしまうことも。
食べることが好きな犬は多いと思いますが、その楽しみを奪わないためにも、日々お口のチェックとケアを怠らないようにしましょう!


参考/「いぬのきもち」2019年2月号『年代別 飼い主さんが気づきにくい犬の病気』(監修:東京動物医療センター副院長 南直秀先生)
文/h.taco
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