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犬は我慢強い! じっと耐えてるかもしれないストレスのケア
痛みや空腹、ストレスなど「犬がじっと何かに耐えている、我慢している」ことはありませんか?相談室の獣医師が、犬のストレスについて解説します。
犬は我慢強く痛みにも耐えてしまう
犬は我慢強い生き物といわれていて、痛みを我慢することで病気の発見が遅れることもあります。痛みやかゆみを我慢するストレスだけでなく、症状が進んでいくことに対するストレスもかかるので、病気の早期発見と治療が大切です。
病院で治療を受けるにしても、診察台での注射や処置、日々の投薬は犬にとってかなりのストレスとなりますが、治療を行う上では仕方のないことです。
病院で治療を受けるにしても、診察台での注射や処置、日々の投薬は犬にとってかなりのストレスとなりますが、治療を行う上では仕方のないことです。
多頭飼いがストレスになることも
多頭飼いでは、新しい子を迎えた際に先住犬が体調を崩しやすくなるなど、人間の想像以上のストレスがかかるようです。食欲不振や元気消失、トイレに行かなくなり尿のトラブルになることもあります。
なるべくストレスが溜まらないように、何でも先に先住犬のお世話をするように心がけたり、1頭になれる時間や飼い主さんと1対1の時間も作ってあげましょう。
なるべくストレスが溜まらないように、何でも先に先住犬のお世話をするように心がけたり、1頭になれる時間や飼い主さんと1対1の時間も作ってあげましょう。
空腹は犬にとって大きなストレス
ごはんをもらえず、空腹に耐えて我慢することは、犬にとって精神的にも肉体的にもマイナスとなります。他にもお腹が空き過ぎて胃液を吐く、早食いになることも犬にとってストレスになります。肥満の犬は、ダイエットでお腹いっぱい食べることができずにストレスになるかもしれません。
これらのストレスケアとしては、なるべく食事の時間を一定にすること、犬に極度の空腹感を与えないこと、ダイエットでは繊維質を多く含むフードなどを与えて、満足感が得られるような食事の工夫をしてあげましょう。
これらのストレスケアとしては、なるべく食事の時間を一定にすること、犬に極度の空腹感を与えないこと、ダイエットでは繊維質を多く含むフードなどを与えて、満足感が得られるような食事の工夫をしてあげましょう。
愛犬の耐えや我慢に気がつこう
犬は人間のように言葉を話すことができないので、ストレスに早く気がついてあげたいものですね。そのためには、日頃から犬の行動をよく観察することが大切です。
犬の性格や癖などは、飼い主さんにしかわからないこともあります。「怖がり」「病院が嫌い」「犬や子供が苦手」など必要な場面では、獣医師や周りの人に犬の性格を知らせてあげましょう。また、愛犬の我慢や耐えにできるだけ早く気がついて、ストレスを軽減してあげることも大切です。
犬の性格や癖などは、飼い主さんにしかわからないこともあります。「怖がり」「病院が嫌い」「犬や子供が苦手」など必要な場面では、獣医師や周りの人に犬の性格を知らせてあげましょう。また、愛犬の我慢や耐えにできるだけ早く気がついて、ストレスを軽減してあげることも大切です。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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