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犬が飼い主さんに約束してもらいたい10のこと「犬の十戒(6~10)」
家族として人と暮らす犬が、飼い主さんに約束してもらいたい10のこと――。
犬と飼い主さんとの約束事を、犬の視点からまとめた「犬の十戒」は、世界中の愛犬家の間で知られている詩です。ここでは、そんな「犬の十戒」の6~10に記されている詩を、「いぬのきもち」独自の解釈を入れてご紹介します。
犬の十戒(6)

「たとえ短時間でも、日々ぼくと向き合う時間をつくってほしい。大好きな飼い主さんとの時間、大切にしたいのです」
日中は家を留守にする飼い主さんも少なくないでしょう。しかし、外出前や帰宅後など、できる限り愛犬との時間をつくるようにしてください。その時間は、愛犬にとって幸せのひと時となり、お互いの関係を深められる大切なタイミングとなるのです。
犬の十戒(7)

「とはいえ、ぼくひとりで過ごす時間もつくってね。そのほうが、飼い主さんといい関係を保てるから」
一緒に何かをする時間は大切ですが、それぞれが別々に過ごす時間も必要。眠いときや疲れたときは、犬もひとりでゆっくりしたいのです。四六時中かまっていたら、「飼い主さん=安らげない人」と思われてしまうかも……?
犬の十戒(8)

「ぼくにも感情や機嫌のよしあしがあります。それを正しく読みとってくれれば、もっと仲よくなれるんです」
例えば、ほかの犬が怖くて固まっているのに、無理にその犬に近づけようとしたり、嫌だと伝えたくて歯を見せているのに、「おもしろい顔」としつこく嫌がることをしたりするなど、愛犬の気持ちをくみとれない行動はNGです。関係性が崩れるきっかけになってしまいます。
犬の十戒(9)

「いつもはできるのにやらない。何か違う……。そんな“いつもと違う”様子は、ぼくからのSOSサインです」
犬の体調の変化は、“いつもと違う”にあらわれることが多いです。それに気づけるのは世界でただひとり、飼い主さんだけ――。愛犬はいつも飼い主さんを頼りにしています。些細な変化を見逃さず、SOSに気づいてあげましょう。
犬の十戒(10)

「最期のときまで、ぼくと一緒にいてください。飼い主さんがいてくれれば、ぼくは安らかに眠れるのです。どうか忘れないで。そして、ぼくはあなたの笑顔が大好き。あなたを生涯愛しています」
最期を迎えるとき、飼い主さんがそばにいなければ、愛犬は不安になるでしょう。しかし、飼い主さんが笑顔で隣にいてくれれば、それだけで満ち足りた気持ちになり、一緒に過ごした時間を幸せだったと思うはずです。最期のときだからこそ、笑顔で「ありがとう」と言いたいですね。
いぬのきもち WEB MAGAZINEでは、「犬の十戒」1~5についても独自の解釈をつけてご紹介しています。気になる方は、チェックしてみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2020年1月号『愛犬との良縁を育むためにも守りたい 犬の十戒~愛犬からのお願い~』
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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