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人の健康によいからと犬にたくさん与えるのはNGの食べ物

人の健康によいとされる食べ物を犬に与える際は、犬が食べてよいものなのかを事前に確認しておきましょう。与え方や注意点をご紹介します。

犬に牛乳や煮干しを多く与えるのはNG

人の健康によい食べ物でも犬に与えるのは待って!与え方と注意点
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
煮干しは塩分が濃縮されていて、犬の健康を害す原因になるので与えない方がよいでしょう。また、乳糖を消化できずに下痢をする犬(乳糖不耐症)に牛乳を与えるのはよくありません。

野菜をたくさん与えるのはNG

人の健康によい食べ物でも犬に与えるのは待って!与え方と注意点
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は体内でビタミンCを作ることができるため、必要な栄養素は人と異なります。健康のために野菜をたくさん食べるからと、同じ感覚で犬に野菜を与えることで、お腹を壊すなどの消化不良を起こすことも。

犬に野菜を与える際は、少量を刻んだりすりつぶして、消化をしやすくしてあげましょう。

スーパーフードのチアシードは、すりつぶせば与えてもOK

美容や健康に効果があるといわれている「スーパーフード」は、栄養価に優れているものの、犬に与える際に注意が必要です。

例えばチアシードには、α−リノレン酸やアミノ酸、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれていますが、食物繊維も多く含むため、犬に与え過ぎるとお腹を壊す可能性があります。

もし、体重5kgの犬にチアシードを与える場合は、水を含ませた状態の5gをつぶした状態で与えるのが1日の目安量です。

ヨーグルトは与え方に注意すればOK

人の健康によい食べ物でも犬に与えるのは待って!与え方と注意点
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬にヨーグルトを与えると、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌によって腸内環境を整えたり、酵素を含む発酵食品として消化を助けたり、口臭を予防する効果が期待できます。

ただし、ヨーグルトにはカルシウムが多く含まれているため、与え過ぎると「尿結石」になる可能性があります。

他にもアレルギーのある犬には与えない、砂糖が含まれていない無糖のプレーンヨーグルトを選ぶ、冷えすぎたものを与えないなどの注意が必要です。

与える量と犬の体調変化に注意すること

どんな食べ物でもアレルギーを起こす可能性があるので、特に初めての食べ物を与える際には、犬の体調変化をしっかり観察しましょう。

人の健康によいとされるものが、犬によいとは限りませんし、無理に与える必要はありません。飼い主さんが、自信を持って愛犬に与えることができない食べ物は与えないようにしましょう!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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