犬と暮らす
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愛犬との「おうち時間」を楽しく!一緒にいて楽しい人になる方法
人も犬も、家の中で過ごす時間が多い昨今。愛犬と楽しく「おうち時間」を過ごすためには、飼い主さんが“一緒にいて楽しい人”になることが大切です。そこで今回は、犬に「一緒にいて楽しい」と思わせる方法をご紹介します!
犬が「一緒にいて楽しい」と感じる人って?

犬は「楽しい」「うれしい」「安心する」などの気分を味わわせてくれる人、つまり、いいコミュニケーションを取ってくれる人に対し好感をもち、徐々に信頼するようになります。
そのため、犬がいい行動をしたらたくさんほめる、犬の嫌がることを無理にしない、スキンシップをたくさんする、楽しく一緒に遊ぶなどのコミュニケーションを積極的に取れば、犬は「一緒にいて楽しい」と感じるように。
そして、楽しい気持ちにさせてくれる飼い主さんのことが今よりもっと大好きになり、そばにいること自体が幸せだと感じるようになるでしょう。
「悪いコミュニケーション」を取らないことも大切

一緒にいて楽しい人になるには、悪いコミュニケーションを取らないことも大切です。犬にとっての悪いコミュニケーションとは、いうことを聞かないと叱る、犬の嫌がることを無理にしようとする、スキンシップをしない、一緒に遊ばないなどが挙げられます。
犬は悪いコミュニケーションを取られると、「嫌い」という心理が働き、一緒にいることを嫌がるようになることが。犬が人を嫌いになると、見ないようにしたり、離れようとしたりすることがあるので注意してください。
「いいコミュニケーション」にはこんな効果も!

ちなみに、日常的に犬といいコミュニケーションを取っていると、犬は飼い主さんの指示をよく聞いてくれるようになります。これは、“いいことがあるとわかれば、その行動を「もっとしたい」と感じ、嫌なことがあるとわかれば、その行動をしなくなる”という、犬の「学習の心理」によるものです。
そのため、例えば普段からよく一緒に遊ぶなどしていれば、飼い主さんが「オイデ」と呼んだとき、犬は「飼い主さんに呼ばれた=楽しいことがある」と感じ、しっぽを振ったり、すぐに走ってきてくれたりするでしょう。これは信頼されている証拠ともいえますね。
「いいコミュニケーション」をとって一緒にいて楽しい人になろう!

いいコミュニケーションを取って愛犬を楽しませることは、よりよい関係性を築くために欠かせないものです。積極的にいいコミュニケーションを取り入れ、一緒にいて楽しい飼い主さんになりましょう!
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『いつものしぐさ、心理面からのぞいてみよう!愛犬の心理学』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生、しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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