犬同居OKのマンションに住んでいても、他の居住者への配慮を忘れないことが必要です。マンションで犬と暮らす際の注意点を獣医師がお伝えします。
マンション暮らしは特に配慮が必要
マンション暮らしでは、同じ建物内に多くの人が暮らすため、許可されている犬の大きさや頭数などのマンションの規則を守ることはもちろん、周りの方への配慮が特に必要です。共用部分でのブラッシングの禁止、犬の出入り口の指定などを定めているマンションもあります。ご近所さんにご挨拶をしておいたり「ご迷惑をおかけしていないでしょうか?」と、普段のコミュニケーションも大切でしょう。
①共用部分での配慮
エレベーターや廊下、エントランスなどの共用部分では、犬を抱く、キャリーやカートを使用するなどの配慮も必要になるでしょう。特に雨の日は、床が汚れるので、気にされる方も多いようです。
②居住者への配慮
ペット可のマンションであったとしても、他の居住者への配慮を心がけることが大切です。マンション内でのマナーはもちろんのこと、偶然会った際の会釈や簡単な会話もできる関係性であるとよいでしょう。
犬の転落事故に注意
いぬのきもち相談室の獣医師によると、お留守番中に、何らかの理由でパニックになった犬が、マンションから転落して下半身麻痺になった例があり、2階以上のお部屋では、窓やベランダからの犬の転落事故に注意が必要とのことでした。
この事例では、飼い主さんが窓を閉めていなかった不注意と、窓の近くにあったソファーが踏み台になり、事故が起こってしまったそうです。
ある程度の広さの部屋で犬と暮らすのが好ましい
お部屋の中でボール投げやおもちゃを使って一緒に遊ぶなど、犬と暮らすにはある程度のお部屋の広さは必要です。
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
1LDKなど部屋数も少ない狭い空間で犬と暮らす場合には、小型犬を選ぶべきだといえるでしょう。
室内にサークルやトイレなどを置くスペースも必要ですし、足の踏み場もないような空間だと、愛犬を踏んでケガさせてしまう可能性もあります。
人も犬も幸せになる生活環境を
獣医師によると、マンションにお住まいの方から「鳴き声がうるさいと苦情がきた」といった相談が多く届くそうです。
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
鳴き声の相談の中には、実はペット不可のお部屋で隠れて犬を飼っていて、散歩にも連れて行けず、エネルギーを発散させられないといったお悩みが多いそうで、これでは人も犬も不幸になってしまいます。
ペット不可のマンションで犬を飼うことはNG、規則を守らない飼い主の責任です。
様々な人が住んでいるマンションでトラブルを全てなくすことは難しいですが、犬を迎えた日から犬を看取る最期の日まで、ご近所への配慮と近隣と良好な関係を築く努力が大切です。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください