犬と暮らす
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感染症やストレスにも注意! 犬と赤ちゃん・子どもの暮らしで気を付けたいことは?
家族が増えると生活環境がガラッと変わるもの。これは人も犬も同じことです。「犬がいる家庭に赤ちゃんが生まれたとき」、「子どものいる家庭で犬を迎えるとき」の2つのケースついて、暮らしの中で気をつけることをご紹介します。
ケース①飼い主に赤ちゃんが産まれた場合

犬と暮らしてきた環境で、ある日、飼い主さんに赤ちゃんが産まれた場合、愛犬は突然のことで戸惑うかもしれません。
犬にとって、産まれたばかりの赤ちゃんは未知の生き物です。犬の性格にもよりますが、今まで自分が一番だった環境に新しいライバルができることで、ストレスを感じる犬も多くいます。
赤ちゃんと犬が一緒にいるときは目を離さない
赤ちゃんと犬との暮らしは、基本的には、それぞれ過ごすスペースを作っておき、飼い主さんが目を離すときは別々に過ごせるようにします。
飼い主さんが一緒のときは、お互いに慣れるためにも、ふれあいの時間を持ったり、一緒にお昼寝をさせてあげてもよいでしょう。
感染症に気を付ける

赤ちゃんは、興味のある物をなんでも口に入れてしまうので、犬の排泄物やトイレに近づかないように気を付けましょう。
犬の尿や便を誤食誤飲してしまう可能性があり、寄生虫感染やウイルス感染の観点からとても危険です。
もし、犬を触った手を口に入れてしまう場合は、赤ちゃんの手の消毒を忘れずに行ってください。
ケース②子どものいるご家庭で犬を迎える場合

子どものいるご家庭で犬を迎える場合、心待ちにしていた犬との出会いに、かわいがりたい一心で、人と同じように接するお子さんも多いかもしれません。
子どもが興奮した犬に噛まれる事故もあります。犬の扱い方や犬が喜ぶこと、苦手とすることを繰り返しお子さんに話してあげてください。
また、犬は人間より弱い生き物であることを子どもが理解していない場合、犬の扱い方によっては、犬が骨折などの大けがをすることもあります。
また、新しく来たばかりの犬は、しつこくされると大きなストレスになるので、トラブルの原因にならないように注意しましょう。
人も犬も、お互いに環境に慣れるのには時間がかかります。焦らずゆとりをもって接するように心がけましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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