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地震発生時に犬のケガを防ぐ方法 【#犬の防災対策】
災害はいつどこで起こるかわからないものです。もし、家の中で大きな地震が起こったら、人も犬もケガをしないための防災対策を考えておきましょう。
家具や落下物によるケガを予防する

例えば、家の中で大きな地震が発生したとき、室内では物が倒れたり、高いところから物が落ちてくる可能性があります。
人も犬も同じことがいえますが、倒れてきた物や落下物で骨折や打撲をしたり、圧死することも考えられるため、倒れる危険性のある家具やテレビなどは固定をして、高いところに物を置かないようにしましょう。
ガラスや食器によるケガを予防する

室内に物が多いと、落下物やペットのケガのリスクが高くなるので、部屋はすっきりとした配置がおすすめです。
中でも、犬がケガをしないために注意するポイントは、窓や食器などのガラス類の飛散防止です。割れて床に散乱したガラスの破片に近寄らないで!と犬に言い聞かせる事は難しく、初めから床に破片が散乱しないようにすることが安全策となります。
窓ガラスの飛散を防ぐグッズや、棚は食器や物が飛び出てこないように扉付きで、地震による揺れで扉が開かない工夫ができるグッズなどを取り入れるとよいでしょう。
飼い主さんの意識が愛犬を守る手段となる

狂犬病予防法で飼い主に義務づけられている犬の鑑札と狂犬病予防注射済票の装着は、避難場所でのペット同行避難を行う際に必要になったり、災害時に犬が驚いて逃げてしまった場合の身元確認にもなります。狂犬病予防注射済票やマイクロチップの装着は、愛犬を守るために大切な物です。
また、基本的なしつけができてケージにスムーズに入れることが、落下物などによるケガから愛犬を守ることや犬の逃走防止、同行避難をする際にも役立ちます。
犬のための防災対策を考えよう!
自然災害は、地震や津波、水害、噴火などさまざまなものが想定されます。人間の防災対策だけでなく、家族の一員である愛犬の防災対策もできる範囲で行い、万が一に備えておきましょう。
「防災の日」を前に、愛犬を守るための防災対策を考えてみてはいかがでしょうか?
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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