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これはやめさせたい 愛犬のちょっと変わったNG習性&クセ
少し変わったクセや習慣がある犬は少なくありません。しかし、なかにはケガや病気を招く“危険なもの”もあるので注意が必要です。今回は、ケガや病気などにつながる、犬の少し変わったクセや習慣についてご紹介します。やめさせるコツも解説するので、参考にしてみてくださいね。
ゴハン前になると、その場で何度もくるくると回る

犬がゴハンの前に何度もくるくると回るのは、ゴハンを食べられることがうれしくて興奮しているからです。かわいらしい理由ですが、放っておくと興奮をコントロールできなくなってしまうことがあるので注意しましょう。
興奮をコントロールできないままシニア犬になると、急に興奮したときに心臓に負担をかけてしまう心配があります。「マテ」や「オスワリ」などの指示をすれば落ち着けるように、若いうちから教えてあげましょう。
食後や散歩後など、決まった場面でマウンティング

この場合、「ゴハンを食べたら○○でマウンティングする」など、一連の流れが愛犬のルーティンになっているようです。しかし、これを続けると腰を痛めるおそれがあるので、やめさせるようにしましょう。
愛犬の体力があり余っているようなら、散歩量を増やしてみるのがおすすめです。また、マウンティングをはじめたときに、ひと言「オイデ」と声をかけて呼び戻し、習慣を断ち切るのもいい方法ですよ。
飼い主さんの顔や髪をなめ回す

飼い主さんの顔や髪をなめるということは、化粧品や整髪料をなめることになり、犬にとっては非衛生的といえます。また、飼い主さんの髪の毛が長い場合は、毛を飲みこんでしまったときに腸内で毛が巻きつき、腸を傷つけてしまうこともあるため大変危険です。
愛犬が顔や髪をなめたら無言で離れる、愛犬とスキンシップを取るときは髪を束ねるなどして、なめさせない工夫をしてみましょう。
小石を拾い食いする

これは好奇心が旺盛な子犬に多い習慣ですが、おなかに詰まって危険なのでやめさせてください。
散歩中に小石があったら、愛犬の名前を呼んで気をひきましょう。また、遊びやふれあいを通じてさまざまな刺激を受ければ、小石への興味が薄まり口にしなくなることもあります。
気になるクセや習慣がある場合は、獣医師に相談を!

今回は、ケガや病気につながる、犬の少し変わったクセや習慣を4つご紹介しました。
愛犬の健康長寿のためには、ささいなことでもかかりつけ医に相談することが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2020年4月号『あなたや愛犬が、なにげな~くしちゃっているいつものクセや習慣は大丈夫?愛犬の病気・ケガを招くNG習慣ランキング』(監修:聖母坂どうぶつ病院副院長 田草川佳実先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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