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”犬は痛くても訴えられない” シニア犬にありがちな日常ストレス、心と体のケアのためにできること

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犬も人同様に、シニアになるとどうしても体力が衰え、感覚・認知機能も低下してしまいます。愛犬に起こっている体の変化に飼い主さんが気づかずに、今まで通り接していると、愛犬に過度なストレスをかけてしまい、体調不良を招く原因にも。
シニアになった犬が、心も体も日々健康的に過ごすためには、飼い主さんの配慮が欠かせません。

今回、シニア期(約7才~)に気をつけたいことと具体的なお世話の工夫をご紹介します。

体の変化や痛みのストレス

もしかすると痛みを我慢しながら生活しているかも

老化が始まるとさまざまなところに衰えが出てきますが、犬は痛くても言葉で訴えられないので、もし痛みを抱えていても、飼い主さんが気づかない限り苦しむことになってしまうでしょう。
特に、シニアになると歯肉炎になったり、関節に痛みを感じやすくなったりするので注意が必要です。犬種でいうと、前者はポメラニアンやチワワなどの小型犬が、後者は体が大きく関節に負担がかかりやすいラブラドール・レトリーバーなどの大型犬が発症しやすいので気を付けたいところ。

悪化させないために、全身をチェックする

上記のトラブルを避けるためには、愛犬の少しの変化にも気づきやすくなるように、毎日愛犬の全身を触ってくまなくチェック。動物病院へも定期的に行き、診察を受けましょう。とくに歯石はたまりやすいので要注意!

感覚機能の低下から生じるストレス

急に触ろうとすると、シニア犬はストレスを感じやすい

老化で嗅覚や聴覚などの感覚機能が低下していくことを理解した上で愛犬に接しないと、ストレスをかけてしまうことも。
たとえば、犬は、愛犬に触ろうとして近づいてきた飼い主さんに気づかないことも増えるでしょう。突然触られたと思い、驚いてストレスを感じることがあるので注意が必要です。
特に、ビーグルなどの垂れ耳の犬は耳のトラブルが起きやすく、シー・ズーやパグなどの目が出ている犬種は目が見えにくくなりやすいです。

ストレスをかけないために、触る前に知らせる

そういったストレスを避けるために、家の中でも常にハウスリードをつけておく方法があります。くつろいでいる最中の愛犬に触るときは、直前にリードを軽く引っ張って知らせましょう。

※リードを付けるときは、飼い主さんが在宅中で愛犬を見守れるときにしましょう。


飼い主さんが過保護になりすぎるのはよくない

良かれと思ってやっていることも、実はストレスをかけている場合もあります

「愛犬も年だから」となんでもかんでも飼い主さんがお世話してしまうと、愛犬がストレスを感じてしまうことも。また、ふだんから過保護にしていると、飼い主さんが留守番のときなどはひとりで何もできず、ストレスを感じてしまいやすいです。

できることは自分でさせてサポートに努める

階段にスロープをつけたり食器の高さを変えるなど、愛犬の肉体的な苦痛をやわらげるサポートが大切。老化を進めないためにも、愛犬が自分でしたい意欲のあるうちは自分でさせて。


初めての体験に気を付けよう

年をとってから初めて体験するものは大変な苦痛。たとえば健康維持のために運動をさせようと、これまでやったことのない運動に挑戦させるとストレス大。関節を痛める原因にもなります。

若いうちから、さまざまな運動をさせておく

若いうちから、アジリティやドッグダンスなど、全身を使った運動をする機会をつくっておくとよいでしょう。定期的に運動することで、老化予防にもなります。




上記で紹介したような、シニア期ならではのトラブルとの付き合い方を知れば、すこやかな日々を送る助けになるでしょう!


参考/愛犬との暮らしをもっと楽しむ『いぬのきもち』2016年10月号「すこやかな『犬生』を送るために知っておきたい 年代別 犬種別 ストレス解決法」特集(監修:藤井仁美先生、西川文二先生)
撮影/佐藤正之
文/ichi

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