犬と暮らす
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犬OKのマンションに引っ越したのに、飼育禁止を求められて裁判になった!
ホントにあった、犬にまつわる事件簿を紹介!
今回ご紹介するのは、東京地方裁判所で平成23年12月16日に判決が出た事例です。
※この記事の解説は、ひとつの例にすぎず、まったく同一の解決・判決を保証するものではありません。個々の事件の判決については裁判所に、解決策はその当事者に委ねられます。
お話してくれたのは……渋谷 寛先生
犬と暮らす世帯の多いマンションに引っ越したのに……
犬のニオイが抜け毛などが原因で、住人から苦情が発生!
Aさんと管理組合は「今後飼育する犬の頭数を増やさないこと」「空気清浄機を常に稼働させ、ニオイの除去に努めること」などを条件に和解しました。しかしその後も、ニオイや抜け毛に関する苦情が発生したため、管理組合から飼育禁止と裁判の弁護士費用の損害賠償を求めて訴えられました。
飼育禁止を命じられ、相手方の弁護士費用の一部も支払うことに
裁判所は、管理規約に明記されている動物の飼育禁止には犬も含まれ、とくに獰猛な犬に限っていないこと、規約は充分に合理性があることなどを理由に、Aさんに犬の飼育禁止と、弁護士費用20万円の支払いを命じる判決を下しました。
判決は……飼育禁止と20万円の支払いが命じられた!
参考/『いぬのきもち』2018年4月号「ホントにあった犬の事件簿」
イラスト/macco
構成・文/豊島由美
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