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愛犬の病気が発覚する前に、「もしかしたらこれって…」と飼い主が感じた異変【体験談】

大切な愛犬にはいつまでも元気でいてほしいですが、どんなに健康を願っていても、病気にかかってしまうこともありますよね。

今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、愛犬が病気になったことのある飼い主さんに「愛犬の病気が発覚する前、『もしかしたら…』という異変を感じたことがあるか」どうか、アンケート調査を実施しました。

約半数の飼い主さんが、愛犬の病気が発覚する前に「もしかしたら…」という異変を感じたことがある

いぬのきもちWEB MAGAZINE 「犬飼いあるある」に関するアンケートvol.06
いぬのきもちWEB MAGAZINE 「犬飼いあるある」に関するアンケートvol.06
その結果、約半数の飼い主さんが、愛犬の病気が発覚する前に「なにか異変を感じたことがある」と明らかに。

愛犬にどのような異変が見られ、実際にどんな病気だとわかったのか、飼い主さんたちに聞きました。

歩き方が変だったり、触られるのを嫌がった

走る犬
getty
歩き方が変だったり、触られるのを嫌がったり…などといった愛犬の異変を感じ取ったケースを伺いました。
・「突然、部屋の隅に隠れて、呼んでも来ない。病院へ行くと、軽いヘルニアでした。触られたくなく、部屋の隅でジッとしていたのでしょう」


・「散歩をいつも以上に嫌がる。悲しい表情が増える。ヘルニアでした」


・「突然、歩き方が変になり元気がなくなった。ヘルニアだった」


・「抱っこが好きな犬が嫌がったら、前立腺肥大だった」


・「子犬のときよく転んだり、後ろ足を引きずってました。パテラでした」


・「歩いているときに左の後ろ足が浮いた状態になっていて、さすがにおかしいと思ったらパテラだった」


・「足を引きずる。脊髄から来る、骨の病気だった」


・「歩き方が遅くなったのと、元気がなくなった(あまり興味を示さなくなった)ので、年齢(13才)のせいだけではないと思い病院に行ったら、肝臓疾患だった」


いつもと様子が違った

横になる犬
getty
「ちょっといつもと様子が違うな…」などと、愛犬の些細な変化に気づき、病院につれていくと病気が発覚したというケースも。

・「家の中ですごいスピードで走って、ボールなどでよく一人遊びをしていたのに、遊ばなくなった。心臓病でした」


・「様子が違う。いつもよりべったりする。子宮蓄膿症でした」


・「いつも元気いっぱいにボールで遊んだりするが、歩くこともせずベッタリ床にお腹をつけ嘔吐を繰り返した。急性胃腸炎だった。季節の変わり目などにときどき起こります」


・「とにかく、いつもと違う行動をした。トイレで寝ていたり、いつも以上にベッタリ寄り添ってきたりしていたら嘔吐と下痢をしだした。病院に連れて行くと、胃腸炎でした」


・「いつもより、元気ないなと思っていたら、下痢になり、病院に行くと軽い胃腸炎でした」


・「なんとなく、いつもと違ったので、主治医に診てもらったけど、別に異常はないけどなぁーだったけど、血液検査したら、異常が出ました。身体の中で炎症が出ました。今は、大丈夫ですけど」


・「いつもとほんのちょっと様子が違うし、食欲もあまりない。運動量が少ないときに動物病院に行ったら肝臓の数値が少し悪いと言われた」


・「ごはん大好きな犬が、食欲がなくなったとき。水を飲んで、オシッコの量が増えた。すい臓の数値が上がっていた。急性膵炎」


・「水をたくさん飲むようになりお腹が膨れてきて、体毛が抜けてきたので病院に行くと、検査したらクッシング症候群だった」


トイレの様子を見ていたら…

眠る犬
getty
愛犬のウンチやオシッコの様子を見ていて、「あれっ…おかしいかも?」と思った方もいるようです。

・「膀胱炎。トイレは完璧なのに、お漏らしし始め、飲む水量が増え、不思議に思っていたら血尿が出て慌てて病院へ行きました。飼育書等で読んではいましたが、実際に体験しないと理解できないと実感」


・「ウンチをするのが苦しそうだった。少ししか出なかった。去勢してないオス犬がなりやすいウンチを押し出す筋肉が弱る病気」


・「オシッコが出にくくなっていたら血尿になった。ストルバイト結石だった」


・「元気がなく食欲もない、尿の異変などいつもと違うとすぐに体調が悪いのではと、気になります。膵炎になりました」


・「日に日にウンチが徐々に柔らかくなり、最終は水下痢になりました。初めて緊急夜間医療センターにいきました。膵炎でした」


・「去勢をしていなかったので、ウンチが細くなったとき、前立腺肥大になっているのでは、と思い検査を受けた結果かなり肥大していたことがわかり手術しました」


体に異変が…

くつろぐ犬
getty
愛犬の体を触っていたらデキモノのようなものを見つけて病院に行った、などといった声も寄せられました。

・「背中に虫刺されのようなイボができ、それが少しずつ大きくなった。軟部組織肉腫だった」


・「目が白っぽくなり、薄暗い場所でぶつかるようになった。若年生白内障だった」


・「耳をしきりにかいていたり、臭いがあったので病院受診して外耳炎と診断された」


・「避妊していなかったので気づくと乳房にしこりができていた。病院で乳腺腫瘍とわかり、避妊手術をしていないコには多いと聞いて腫瘍摘出手術をした」


・「体を触ったら腫瘍があった。悪性腫瘍で、取り除くのは困難だと言われました」


・「撫でて、左腹部に腫瘍を見つけました。その腫瘍は大きくなるのが早く後ろ足も腫れてきました。嘔吐をするようにもなりました。肥満細胞腫です」


・「手の間にデキモノができたとき。癌でした」


飼い主さんと犬
getty
飼い主さんたちから寄せられた体験談の数々。
日頃から愛犬の様子をしっかり観察しているからこそ気づけたことも多いようです。
また、動物病院で定期的に健康診断を受けたりすることは、病気の早期発見につながり、結果的に、愛犬の命を守ることになるのでとても大切です。

愛犬の様子を見て「ちょっとおかしいな…」と思うことがあれば、自分で判断するのではなく、早めにかかりつけの病院で診てもらいましょう。
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 「犬飼いあるある」に関するアンケートvol.06』
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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