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犬の腸内環境について学ぼう!「いい腸」と「悪い腸」の違いとは
腸にはどんな役割があるの?
これらのはたらきをスムーズにするため重要なのが、腸を守る「腸内細菌」。腸内細菌には、栄養の吸収を助けるものや、余分な脂肪の吸収を防ぐものなど、さまざまな種類があり、その腸内細菌のバランスが愛犬の体質や健康状態のバロメーターとなるのです。
腸の働きを左右する「腸内フローラ」
主な腸内細菌としては、腸内環境をよくする善玉菌(例:乳酸菌)や、体によくない影響を与える悪玉菌(例:サルモネラ菌やピロリ菌)が挙げられるでしょう。ほかにも、脂肪の燃焼を促す菌や、脂肪を余分に吸収してしまう菌などさまざまな種類があり、愛犬の健康のためには、これらの腸内細菌の種類がバランスよく存在する状態が望ましいとされています。
「いい腸」と「悪い腸」の違いは?
愛犬の腸が「いい腸」だと、下痢をしにくいほか、皮膚や毛づやのコンディションがいい、ウンチのニオイがきつくないといったサインが見られるでしょう。
一方「悪い腸」は、細菌の種類が少なく、細菌のバランスがよくない状態です。善玉菌が少なくて悪玉菌が多いため、下痢や腸炎を引き起こしやすくなります。
腸は健康のバロメーター!
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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