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さみしい犬の「SOSサイン」に気づいて! 孤独が犬に与える影響とは

犬はスキンシップ不足などで孤独を感じると、しぐさや行動で「SOSサイン」を出すことがあります。孤独は犬にさまざまな影響を与えるため、さみしい思いをさせないよう心がけるのはもちろん、早めにSOSサインに気づいてあげることが大切です。

今回は、さみしい犬が見せるSOSサインと、孤独が犬に与える影響について解説します。

犬がさみしいときに見せる「SOSサイン」とは

開いた窓から外を見ている犬
Tetiana Garkusha/gettyimages
犬は飼い主さんにかまってもらえない時間が続くなどすると、孤独を感じてさみしい気持ちになることがあります。犬がさみしい気持ちのときは、以下のようなしぐさや行動でSOSサインを出すことがあるので注意が必要です。

さみしい犬の「SOSサイン」

  • 飼い主さんを追いかける
  • 怒ったりふてくされたりしたような表情をする
  • 名前を呼んでもそっぽを向く
  • ハウスの中に引きこもる
  • 足や体の気になる部分を執拗になめる など

孤独が犬に与える影響とは?

目の睡眠の床にガムを持つ面白い眠いパグ犬。
fongleon356/gettyimages
スキンシップ不足などによって感じる孤独は、犬の心を不安にさせます。

最初は、先述したような表面的な感情表出の変化ですみますが、孤独を感じる時間が増えると、食欲が低下したり、下痢や軟便といった消化器系の不調が見られたりするほか、皮膚炎などの症状が見られることも。

また、さらに孤独な状態が続くと、精神状態が非常に不安定になり、ストレスによって免疫力が低下したり、自律神経の働きが乱れたりするため、間接的にさまざまな病気を引き起こす引き金となってしまいます。

スキンシップの時間を増やすように心がけて

ジャック ラッセル テリアはテーブルの下に位置し、かかっている純血種の男性
ucho103/gettyimages
愛犬がご紹介したようなSOSサインを出していたら、いつもより5分早く起きるなどして、スキンシップの時間を増やしてあげましょう。

また、寝る前にスキンシップの時間をとるのもおすすめ。寝る前に飼い主さんとスキンシップをとることで、犬は安心して眠ることができるといわれています。

愛犬とのスキンシップを楽しもう!

ペット犬
laymul/gettyimages
犬も人も他者との関わりをもちたいと思うのは、本能的で自然なことです。食べる・寝るなどの本能的な欲求と同じように、満たされないと心や体の不調につながります。


愛犬と暮らしているからには、スキンシップを楽しむことが大切。愛犬にさみしい思いをさせないよう、適度なスキンシップを心がけましょう!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
文/ハセベサチコ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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