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【自分が新型コロナウイルスにかかったら】飼い主が今できる「預け先の確保」と「備蓄アイテム」

自分が新型コロナウイルスに感染した時に備えて準備しておくこと

新型コロナウイルスの更なる拡大が懸念されている今、飼い主として対策はできていますか?もしも自分が新型コロナウイルスにかかってしまったら愛犬のお世話をどうすればよいでしょうか。
「いぬ・ねこのきもちLIVE」(2020年8月)にて、今、わたしたち飼い主ができることについて、公益社団法人東京都獣医師会の副会長/中川動物病院院長の獣医師、博士(獣医学)の中川 清志先生にお話しいただいた内容を改めてお伝えいたします。
※最後に、動画も掲載しているので、より詳しい内容はそちらでもご確認いただけます。

監修/中川 清志先生
獣医師、博士(獣医学)
公益社団法人 東京都獣医師会 副会長
中川動物病院 院長

新型コロナウイルスに感染したら「愛犬とはできるだけ接触しない」が基本

getty
「新型コロナウイルスに感染したら愛犬とはできるだけ接触しない」ことが大前提です。ただし、もし実際に感染してしまったら、ご自身も動揺している中、愛犬との接触しない状況に速やかに切り替えられるでしょうか。そのため、今のうちから、準備しておくことが重要なのです。

そこで、具体的に準備しておくことをご説明します。

「預け先」を確保しておく

前もって、家族や知人などに相談して、預かり先を確保しておきましょう。預かり先が見つからない場合は、かかりつけの動物病院などに相談してみてください。民間の会社で預かってくれるところもあります。また、福祉保健局などの公的機関ホームページに最新情報が出ていますので、常にチェックをしておきましょう。
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預けるときは、できるだけ接触しない工夫を

預かってくれる人への感染を防ぐために、愛犬をキャリーケースに入れて、「玄関まで引き取りに来てもらう」ところまでお願いをしましょう。ただし、飼い主さんが感染しているということは、キャリーケースにもウイルス付着の可能性があります。預かる人は、手袋などを付け、キャリーケースから感染しないように注意しましょう。

愛犬の生活アイテムを「2週間分」備蓄しよう

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愛犬の生活アイテムは、2週間分備蓄をしておくと、隔離生活となったときにも安心です。通常よりも、少し多めに必要アイテムを買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していく「ローリングストック」をすれば、常に一定量のアイテムを備蓄できます。
薬を常用している場合、たとえば、通常4週間薬をもらっているのであれば、6週間分もらっておくようにすると、常に手元には2週間ある状態になります。

以下は、備蓄アイテムの一例です。参考にしてください。

備蓄アイテム(例)

・常備薬
・フード、おやつ
・トイレシート
・使い慣れた毛布
・ウンチ袋
・健康手帳
・クレート、キャリーバッグ
・リード
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愛犬の詳しい情報をノートにまとめておこう

とくに、高齢や療養中のコは、詳細をノートにまとめておき、預かってくれる人に渡せる準備をしておきましょう。
愛犬の性格や行動のクセなども、ノートにまとめておくと安心です。また、神経質なコは、お泊りの練習をして、預け先に慣れておくと安心です。
getty
残念ながら、新型コロナウイルスは長期戦が予想されています。新型コロナウイルスの更なる拡大が懸念されている今こそ、準備をしておきましょう。

いぬ・ねこのきもちCHANNEL

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※2020年8月20日時点の内容です。

参照/https://www.youtube.com/watch?v=NXZ-r--yFPc
文/『いぬのきもち』編集室
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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