犬と暮らす
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知っておきたい!愛犬の腸内環境を整えるために大切な3つのこと
愛犬のカラダの健康は、まずは腸内環境から。
理想的なウンチのためにしてあげたい3つのこと
健康な体調を保つために、健康な体調を保つために「総合栄養食」を選びましょう。また、乳酸菌製剤などのプロバイオティクス※1や発酵産物、オリゴ糖などのプレバイオティクス※2は腸内環境を整える働きがあります。
フードの切り替えを行うときは、急に切り替えてしまうと、成分の違いから消化不良を起こしてしまう場合※3があります。いつものフードに少しずつ混ぜるなど、徐々に切り替えていくことが重要です。
※1プロバイオティクス:腸内フローラのバランスをよくする有益な微生物やそれを含んだ食品。
※2プレバイオティクス:腸内細菌の餌となり善玉菌の数を増やす働きがあります。
※3ドッグフードの切り替えで便が便秘や下痢が続いた場合には、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
腸との直接的な関係はないように思われますが、消化管の動きには神経系が複雑に絡み合っており、 ストレスは腸内環境を乱してしまう要因となる場合も。お散歩が少なかったり、飼い主さんとのコミュニケーションが円滑でない場合に犬はストレスを感じてしまいます。普段から愛犬が落ち着いてリラックスできる生活環境を整えてあげましょう。
加齢などの影響で変化する場合もありますが、普段から正常なウンチの状態を知っていれば、何か変化があったときにすぐに変化に気づくことができます。腸はカラダの健康と密接に関係しているため、早めに気づいてあげることが大切です。
形状 :(大きさは犬種により様々だが)バナナのような形
硬さ:ティッシュを用いて持ち上げることができ、地面にほとんどつかない程度の硬さ
色:茶褐色
回数:1日1回〜2回
このほかにも善玉菌の量が増え、腸内フローラが整うと、免疫力が高まって感染症などに対する抵抗力が上がるといわれています。
形状:コロコロと小さいもの、 泥〜水状のもの
硬さ:乾燥してポロポロ、ベチャベチャ
色:黒や赤っぼい色、 または灰白色
匂い:ツンとする悪臭などの場合も注意が必要です。 腸内の悪玉菌が増え、腸内フローラが悪化していることを示します。
毎日の健康管理とケアが大切です
公社)東京都獣医師会 業務執行理事
公社)日本動物病院協会 専務理事
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