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「よかれと思って」が実はNG! 愛犬のためにとやってしまいがちな”NGお世話5選”

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愛犬のことを考えてよかれと思ってしていたのに、じつは……

かわいい愛犬のためを思ってしていることが、残念ながら「余計なお世話」になってしまっている場合も……。

愛犬の「健康のため」「しつけのため」と、飼い主さんが自分なりに工夫してお世話をしている方は多いと思います。
でもそれが、じつは行き過ぎた内容だったり、やればやるだけ愛犬に悪影響だったりしたとしたら、とても悲しいですよね。
なかには、間違ったお世話を続けてしまったばかりに愛犬との関係が悪化してしまった、などというケースも……。

今回は、そんな「愛犬を思ってしているけれど、じつはNGなお世話」についてご紹介します。
知らず知らず自分もそんなことをしていないか、この機会にふだんの接し方やお世話を確認してみましょう。

健康を考えて「規則正しい時間にゴハンを与える」→じつはNG!

定刻通りに食べられているうちはいいですが、おねだりするようになったり、少しでも時間がずれると不安を抱いたりするようになることが。

人は規則正しい生活リズムが健康につながるとされていますが、犬の場合、話が少し違います。
とくに食事の時間を規則正しいものにしてしまうと、のちのち厄介なことに。
規則正しい時間にゴハンを食べられるうちはいいのですが、少しでも時間が狂ったときに、愛犬は不安やストレスを感じるようになってしまうのです。
また、ゴハンの時間が近づくにつれ、「早くゴハンを!」と吠えたり興奮したりして催促するようになることも少なくありません。

食事時間を決めすぎることは、愛犬にとってストレスや不安のもとになったり、吠えグセ、興奮グセなどの余計な困りごとの引き金になったりするため、飼い主さんの都合にあわせて多少時間を変えるようにするといいでしょう。

言うことを聞くコに育つように「食事前に長時間のマッテ」→じつはNG!

しつけの練習と称して、ゴハンを前に長時間待たせるのは、じつはデメリットだらけ!

これも案外している飼い主さんが多いNG例です。

ゴハンを前に一瞬待たせて落ち着かせる程度ならまだしも、たとえば1分以上など、長時間待たせるのは愛犬にとってストレスにしかなりません。
しかも、長い時間待たせたからといって、イイコになるわけでもありません。
むしろ、将来、ゴハンやフードボウルに異常に執着する犬になり、ゴハン中に飼い主さんが近づくだけで吠えかかったりするようになる場合も。
空のフードボウルを持ち上げようとするだけで噛みつく犬になることだってあります。

愛犬にゴハンを与えるときは、興奮を抑えるためにまずオスワリをさせましょう。
それからゴハンを置き、愛犬の名前を呼んでこちらを向かせます。
愛犬が少しでもこちらに意識を向けたら、待たせることなく与えてOKです。

おなかを壊さないよう「リードを乱暴に引っ張って拾い食いを阻止」→じつはNG

突然強く引っ張ると、痛がったり、小型犬だとケガをするかも……

散歩中、愛犬が何かのニオイを嗅ごうとしたり、何かを拾い食いしたりしようとしたとき、それを止めるためにリードを乱暴に引っ張る―――。
じつはこれも、愛犬にとっていいことではありません。

もちろん、食べてはいけないものを口にさせないようにコントロールすることは大切です。
しかしそのコントロールは、リードを乱暴に引っ張ってするものではありません。
愛犬よりも先に落ちているものに気がついて、そこを避けて通るようにしたり、愛犬の名前を呼んでこちらに意識を集中させながら歩くことで回避する、といった方法が正しいやり方。

気になるものに近づこうとした瞬間に急激にリードを引っ張られたら、愛犬は驚いたり、痛いと感じて不快です。
また犬によっては、このことで首や気管などを痛めてしまい、通院が必要になることも。
そうなれば、本末転倒です。

健康維持や運動不足解消として「散歩代わりに毎日ドッグラン」→じつはNG

ドッグランでは、他人や乗り物などとすれ違ったり、さまざまな風景を感じるといった、散歩のような“いい刺激”を愛犬に与えられません。
そのため、散歩には行かず、ドッグランだけにしか行かないでいると、犬本来の欲求が満たされにくくなってしまいます。
ドッグランが大好きな犬なら、確かに運動不足は解消されるかもしれませんが、それだけでは心の健康や成長にはつながらないかもしれません。

また、“家の外=リードなしで走れる”ことが習慣になってしまい、将来リードをつけて歩くことが嫌いな犬になってしまう可能性もあります。

ドッグランが好きな犬なら頻繁に行ってもかまいませんが、それとは別に、できるだけ毎日、飼い主さんと散歩へ行くようにもしましょう。

ほかの犬に慣れさせるために「2頭目を迎える」→じつはNG

愛犬の性格をよく考えてから2頭目を迎えないと逆効果に!

ほかの犬が苦手な愛犬に対し、「ほかの犬と仲よくできるコに育ってほしい」という理由だけで2頭目を連れてくるのはNGです。
愛犬はほかの犬が苦手なのですから、突然ほかの犬がやってきたらそれだけストレスになり、もっと犬嫌いになることが!

2頭目は、先住犬が「しつけができていて吠えグセがない」、「飼い主さんとの関係が良好」、「ほかの犬が苦手ではない」といった条件を満たしてから迎えるようにしましょう。

いかがでしたか?
「このコのため」と思いながら、ときに逆効果となってしまうお世話も。
そのやり方が本当に正しい方法か、場合によってはしつけのトレーナーなど、犬のプロに意見を仰ぐこともおすすめです。
第三者の意見を参考に、ときには一歩引いて自分のお世話を振り返ることで、「本当に愛犬のためになること」をしてあげられるといいですね!


参考/「いぬのきもち」2020年2月号『NO MORE! DOGハラスメント』(監修:日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
写真/佐藤正之
文/h.taco
※掲載している写真はイメージで、モデル(人物、犬とも)には演じてもらっています。

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