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散歩日和の季節こそ注意が必要!犬が「誤食する」と危険な身近な植物5つ

色とりどりの草花が芽吹く春。きれいな花を見ながら、愛犬との散歩を楽しむ飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、春の植物のなかには、犬が食べると中毒を起こすものも。

そこで今回は、春の散歩で誤食に注意したい「身近な植物」について解説します。

春の散歩は植物の誤食に注意! 犬が食べると危険な植物

散歩中のトイ・プードルのハービーくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
春に庭先や公園などでよく見られる身近な植物のなかには、誤って犬が食べると中毒を起こす危険があるものも存在します。春の散歩を安全に楽しむためにも、危険な植物についてあらかじめ知っておきましょう。

犬が食べると中毒を起こす身近な春の植物

チューリップ

色とりどりの美しい花を咲かせ、春の代表的な花でもあるチューリップ。しかし、犬が誤って食べてしまうと下痢や嘔吐、よだれがたくさん出るなどの中毒症状を引き起こすことがあります。球根部分はより毒性が強いため、とくに注意が必要です。

ゼラニウム

庭先などによく植えられているゼラニウム。犬が誤って口にすると、皮膚炎や嘔吐、食欲不振の原因になることも。

スイセン

白や黄色の可憐な花が美しいスイセン。もしも、犬が誤食してしまった場合には、よだれがたくさん出たり、嘔吐や下痢の原因に。また、大量摂取するとけいれんや低血圧、不整脈を引き起こす場合も。

ユリ

大輪の花が美しいユリ。しかし、全草に毒性があり、犬が食べてしまうと急性腎不全を起こす原因になりますので、注意が必要です。

カーネーション

庭先や切り花などでよく見られますが、毒性があります。軽度のことが多いですが腎腸障害や皮膚炎のリスクがある植物ですので、取り扱いには十分注意しましょう。

除草剤や農薬がかかっている可能性がある植物にも要注意

散歩中のその他の犬種のらおんちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ご紹介した植物のほかにも、場所によっては除草剤や農薬がかかっているおそれがあり、犬が口にすると大変危険です。道端に咲いているタンポポやつくし、クローバーなどの身近な植物にも注意が必要です。

散歩中に愛犬の「誤食」を防ぐには?

散歩中のチワワのさくらちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬を誤食から守るには、散歩中はリードを短く持ち、危険な植物に近づかせないようにすることが大切です。また、自宅の庭にも危険な植物がないか、あらかじめチェックしておきましょう。
万が一、愛犬が危険な植物を誤食してしまった場合は、すぐに動物病院へ。その際、何を食べたかがわかれば、処置がスムーズに行える場合があるので、食べたものの残りを持参するなど、獣医師にきちんと伝えられるようにしましょう。
草花が美しい春は、絶好の散歩日和。危険な植物の誤食に気を付けながら、愛犬との散歩を楽しんでくださいね。
参考/「いぬのきもち」2016年4月号『季節の変わり目、新生活などに備えて健康管理を万全に!春だから気をつけたい愛犬の病気・トラブル』(監修:東京動物医療センター副院長 南直秀先生、公益財団法人 動物臨床医学研究所 高島一昭先生)
文/terasato
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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