犬と暮らす
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「犬のウンチにそうめんのような虫が出てきた!?」 おなかの虫の対処法
こんな疑問を解決するべく、いぬのきもち獣医師相談室の先生に話を聞きました。
犬のウンチから見つかる寄生虫はどんな虫が多いの?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の便から見つかる寄生虫で多いのは、犬回虫と瓜実条虫でしょうか。飼い主さんが『うちのコのウンチから虫が出た! 』と慌てて来院されることがあります。
犬回虫は、「そうめんみたい」と表現されるように、白くて細長い10~18㎝ある虫です。
瓜実条虫は、本来は50㎝とも80㎝ともいわれるほど長い虫ですが、ウンチと一緒に出るときに小さくちぎれて片節(へんせつ)として出てきます。
便とともに細長く出てきたり、片節が肛門周囲についていたり、寝床に乾燥したゴマのようなものが散らばって気がつくことが多いです。
瓜実条虫の場合、多くの飼い主さんは『白いゴマみたいのが出てきた! 』とおっしゃいます。」
なぜ犬のウンチに虫が出てくるの?
獣医師:
「犬回虫は、母犬の胎盤や乳汁から子犬に感染したり、回虫卵を含む犬の便や土を犬が口にすることでも感染します。
瓜実条虫は、幼虫に感染したノミを犬が毛づくろいをしたときなどに、口にしてしまうことで感染します。」
ウンチに虫がいるとすぐにわかる?見つけたときの対応は?
「犬回虫と瓜実条虫は、虫そのものが目で見えるので発見しやすいです。
もし見つけたら、虫のついたウンチをそのまま動物病院へ持っていき、便検査やおなかに寄生虫がいないかを確認してもらいましょう。
寄生虫の種類によっては、便検査をしないと分からないものもあるので、『ウンチに虫が出ていない=感染していない』というわけではありません。」
ワクチン接種などで病院に行く際は、定期的に便検査をしてもらうとよいでしょう。
寄生虫がいることを確認したら、駆虫薬を使って治療が行われます。
犬回虫と瓜実条虫の感染を予防する方法は?

「犬回虫は、フィラリア予防と同時に駆虫ができる薬もあるので、定期的に駆虫できていることが多いです。
瓜実条虫は、ノミの対策が基本となります。定期的にノミ予防薬を使い、室内のこまめな掃除を心がけてください。」
犬のおなかの虫に気がつくためにも日頃から愛犬のウンチの状態をチェックする習慣は大切ですね。
今回は、犬の寄生虫について聞きました。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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