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犬が「震える」理由とは 病気が原因の場合もあるってホント?

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愛犬が体をブルブルと震わせていると、何か病気が原因なのではないかと不安になりますよね。そこで今回は、犬が震える理由について解説します。動物病院へ連れていくべき症状についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

犬が震える理由は「寒い」「恐怖」「緊張」

トイ・プードルのハービーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が震える主な原因は、「寒さ」「恐怖」「緊張」です。

寒いときには、脳が筋肉に「震えなさい」と指令を出します。これは、震えることで筋肉を発熱させ、体温を高めようとするためです。また、恐怖を感じたときや緊張したときも同様、脳からの神経刺激が筋肉へと伝わるため、震えがおこります。

どの場合も震え方に違いはないので、体を温めてあげたり、恐怖の対象になりそうなものから遠ざけたりするなど、飼い主さんができる対処をしながら、犬が震えている原因を探ることが大切です。

恐怖・緊張を感じたときは「あくび」などが出ることも

チワワの快ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

なお、犬が緊張や恐怖を感じているときは「震え」以外にも、次のような生理現象が見られる場合があります。

あくびをする

犬は緊張したときに、あくびをすることがあります。これは「カーミングシグナル」と呼ばれ、犬が自分や相手を落ち着かせ、争いやストレスを避けるためのしぐさです。

もちろん、眠気を感じたときにもあくびは出ますが、犬があくびをしたあとに周囲の様子に敏感になっているようなら、緊張をやわらげるためのあくびと判断できるでしょう。

鼻水が出る

犬はカゼをひくと鼻水が出ますが、あくびと同様「カーミングシグナル」として鼻水が出ることもあります。

犬は緊張するとアドレナリンというホルモンが出て、体を危機から守るために、全身の血流を筋肉に集めようと働きます。すると、鼻に流れ込む血液量が増加し、粘膜から染み出す粘液の量も増えるのです。

これが緊張したときに出る鼻水の正体です。人が緊張して冷汗をかくのとよく似ています。

毛が逆立つ

人は寒いときや怖いときに鳥肌が立ちますが、それと同じように、犬も寒さや恐怖を感じたときに毛を逆立てることがあります。

これは犬の体表にある立毛筋(りつもうきん)という筋肉が収縮するため。寒さや恐怖を感じたときに交感神経が働き立毛筋が収縮することで、毛が逆立っているように見えるのです。

震えが止まらなかったり倒れたりするときは動物病院へ

柴のくぅちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

さまざまな対処法をとっても、犬が震える原因がわからなかったり、なかなか改善されなかったりする場合は、病気が原因かもしれません。

例えば、震えたあとに倒れる・震えが止まらない・体温が低下しているなどの症状が見られるときは注意が必要です。このような場合、てんかん発作の前兆である可能性や、低血糖症や低体温症などの一症状として震えているケースが考えられますので、至急かかりつけの動物病院を受診してください。

愛犬が震えているときはよく様子を観察しながら原因を探り、心配な症状があるときは獣医師に相談しましょう。

参考/「いぬのきもち」2017年12月号『おなら、げっぷ、クシャミはなぜ出るの?犬の生理現象まるわかり事典』(監修:ヤマザキ学園大学動物看護学部講師 動物臨床行動学研究室 獣医学博士・獣医師 茂木千恵先生)
文/えむら若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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