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足腰が悪いシニア犬でも散歩は大切! 快適に散歩する工夫って?

足腰が悪くなってきたシニア犬でも、できれば散歩は続けるのがおすすめ。外を歩くことでストレス解消や五感への刺激にもなるので、楽しく歩くための工夫をしたいですね。今回は、足腰の弱いシニア犬の歩行をサポートし、快適に散歩するコツを解説します。

手伝いすぎない「適度なサポート」が愛犬のためになる

笑顔のミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の健康寿命を延ばすには、“できることは自分でやらせる”ことがポイントです。

足腰が弱くなって立ち上がるのが難しくても、立てさえすれば歩ける犬もいます。そういった犬には立ち上がることのみをサポートし、自力で歩かせるようにしましょう。

また、年をとると動作がゆっくりになり、若いときのようには動けなくなるもの。立ち上がって歩き出すのに時間がかかっても、飼い主さんがゆっくり待ってあげることが大切です。

「歩行補助ハーネス」でシニアになっても楽しく散歩

散歩するパグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
足が不自由だったり、歩こうとするとふらついたりするシニア犬の場合は、歩行補助ハーネスを使って散歩をサポートするといいでしょう。

歩行補助ハーネスとは、飼い主さんが持ち上げることで犬の足腰にかかる負担を軽減できるアイテム。後ろ足用・前足用・胴用などの種類があるので、自力で歩くのが難しい犬でも、必要な部位を支えられます。

シニア犬にとって、歩くことは一番の運動。筋力を維持する、ストレスを解消する、五感への刺激になるといったメリットがあるため、できれば積極的に歩かせるようにしましょう。

「犬用車いす」で脚力の衰えを遅らせる

草むらを散歩中の犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
歩行困難な犬は、犬用車いすで歩行をサポートするのがおすすめ。車いすを支えにして歩くことで、筋力を維持しながら脚力の衰えを遅らせる効果が期待できます。

歩行補助ハーネスは飼い主さんが持ち上げて使いますが、車いすであればシニア犬でも自分で移動できるのがメリットです。

愛犬が自力で立つための“サポート”として活用して

体幹の筋肉が衰えないようにするため、愛犬が自力で立つ時間も作りましょう。そのためにも、散歩は車いすを使い、室内は自力で移動させるなどの工夫が必要です。

愛犬のQOLを高めよう

桜を眺める犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは、いわゆる「生活の質」のこと。たとえ足腰が弱くて歩きにくくなっても、QOLを保つためには犬らしい生活を送ることが欠かせません。

ご紹介した方法で愛犬の歩行をサポートしたり、歩けなくなった愛犬をカートに乗せて散歩に連れ出したりしながらQOLを高めて、シニア期もイキイキと楽しく過ごせるようにしましょう。
参考/「いぬのきもち」2017年6月号『愛犬と過ごす「これから」を考えよう すこやかなシニア犬になるための20のことば』(監修:キュティア老犬クリニック院長 佐々木彩子先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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