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こわ~い犬の慢性腎臓病の話「沈黙の臓器だから気づきにくい⁉」「○○の犬は高リスク⁉」
今回は、犬の飼い主さんにぜひ知ってほしい慢性腎臓病について、気をつけたい犬や早期発見のポイントについてご紹介します!
気づいたときには進行している⁉ 慢性腎臓病とは?
腎臓の低下を起こす原因はさまざまで、糸球体腎炎や腎盂腎炎などの腎疾患、腎結石や膀胱結石などの泌尿器系の病気、ホルモン関係の病気など、多くの病気が慢性腎臓病の原因として知られています。
じつは腎臓は、機能が大幅に低下するまで症状が出てこない「沈黙の臓器」と呼ばれています。
気づいたときには腎臓の70%以上の機能が失われていることも珍しくないのです。
慢性腎臓病は完治することはありませんが、早期に治療を始めれば、余命が延びる可能性もあるため、いかに「早く気づけるか」が重要です。
慢性腎臓病に注意したい犬って?
早期発見のカギとなる2つのポイントとは?
ポイント1)尿検査で気づく
ポイント2)症状で気づく
ただし、こういった症状が出ている場合、すでに腎臓は70%以上の機能を失っていることも。症状が出たら、なるべく早めにかかりつけ医に相談しましょう。
参考/いぬのきもち2021年4月号「犬の現代病ファイル Vol.23 慢性腎臓病」(監修:日本獣医生命科学大学獣医内科学研究室第二・講師、獣医師、獣医学博士 宮川優一先生)
イラスト/フジマツミキ
文/melanie
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