犬と暮らす
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犬の「注意すべき呼吸の仕方」とは? 呼吸数や状態を確認して愛犬を守ろう!
そこで今回は、いぬのきもち獣医師相談室の先生に、飼い主として知っておきたい注意するべき犬の呼吸について話を聞きました。
犬の正常な呼吸は1分間に10〜35回
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の正常時の呼吸数は、寝ているときなどの安静時で1分間に10~35回程度です。これ以上の呼吸数である場合は何らかの異常の可能性があります。」
呼吸の数だけでなく犬の状態にも注意しよう
獣医師:
「呼吸数が正常であっても、犬が上を向いて呼吸している、寝れていない、咳が出ている、呼吸がいつもより深いなどのいつもと違う状態である場合は注意が必要です。
犬が安静にしているのに呼吸数が速い場合は、緊急性の高い状態ですので、すぐに動物病院を受診しましょう。」
夏は熱中症による呼吸の変化に注意しよう
獣医師:
「暑い季節は犬の熱中症に注意しましょう。熱中症の場合、犬は開口呼吸を行うため呼吸数が上がります。
呼吸の異常と同時にぐったりした様子であったり、ふらふらしているなどの症状がみられたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
このとき、病院に向かっている間は保冷剤などで体を冷やすとよいでしょう。」
シニア犬は呼吸の異常に気をつけよう
獣医師:
「シニア犬の中でも、小型犬は心臓や気管などの病気になることも多いため、呼吸の様子には特に注意してもらいたいです。
重要なのは、少しでもいつもと違う呼吸の回数や体の状態、姿勢、食欲などの異変を感じたら、すぐに病院を受診することです。」
愛犬の呼吸をチェックする習慣を
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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