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臍ヘルニア[さいへるにあ]

臍ヘルニアの症状と治療、予防方法

解説

犬の赤ちゃんのおへその周り(臍帯輪)の内側に穴が開き、脂肪組織や腸などが飛び出す病気で、出べそも臍ヘルニアのひとつです。殆どが先天性で、ヘルニアが小さく痛みを伴わない場合は生後6か月頃までに自然に閉じることもあります。大きい場合には、飛び出した腸がまわりの筋肉に締めつけられ、血行が悪くなって腸が壊死することもあります。

原因

殆どが先天性で、シーズーやペキニーズ、エアデールテリアなどに好発します。後天性としては加齢や肥満、外傷や過度の運動などでおこります。

症状

ヘルニアが小さく、無症状の場合は、皮下に飛び出している腹腔内の脂肪組織などを、指などで押して戻せます。ヘルニアが重度の場合は、腸や大量の脂肪組織が飛び出してヘルニアが大きくなったり、飛び出した組織が周りの筋肉に締め付けられて血行が悪くなって壊死することもあります。また、腹痛や便秘などの症状が見られることもあります。

診断

ヘルニアの場所や飛び出している内容を確認します。

臍ヘルニアの治療

無症状でヘルニアも小さい場合は、経過観察を行うこともありますが、ヘルニアが大きく、痛みなどの症状がある場合には手術でヘルニアの整復が必要です。

臍ヘルニアの予防

ほとんどが先天性のものなので予防法はありませんが、ヘルニアがある場合はかかりつけ医に十分な観察をしてもらい、手術についても相談しましょう。
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