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皮膚疾患

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天疱瘡[てんほうそう]

天疱瘡の症状と治療、予防方法

解説

犬の自己免疫性疾患のなかでとくに多い病気で、鼻の周囲の脱毛やかさぶたに始まり、口のまわり、耳、足、陰部などに広がるのが一般的な症状です。脱毛だけの場合、かゆみはあまりないようですが、かさぶたがはがれると、その部位が化膿して痛みを伴います。紫外線が関係しているといわれ、ビション・フリーゼなどの白い毛の犬に比較的多いようです。

なりやすい犬種

ビション・フリーゼなどの白い毛の犬

天疱瘡の治療

診断そのものが難しい病気で、確立された治療法はありません。症状を改善するため、ステロイドや免疫抑制剤などを投与します。

天疱瘡の予防

強い紫外線が発病に何らかの影響を与えていると考えられるので、紫外線を避けるよう注意することが予防につながります。
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