アメリカン・コッカー・スパニエル
「アメリカン・コッカー・スパニエル」に関する記事をご紹介しています。
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顔面神経麻痺[がんめんしんけいまひ]
顔面の神経が麻痺を起こす病気で、特発性と呼ばれる原因因がわからないケースが多いです。特発性以外では、甲状腺機能低下症や顔面神経の外傷、中耳炎や内耳炎、腫瘍によって顔面の神経が障害を受けることによっても生じます。神経の障害は左右いずれかにあらわれることが多く、まぶたを閉じることができない、唇や耳が動かないなどの症状が見られます。また、涙が減少するドライアイを併発することも。
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耳血腫[じけっしゅ]
慢性的な外耳炎やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどが原因で、かゆみのあまりかきすぎ、耳に血液などがたまって腫れ上がります。事故による傷から耳血腫になることも。
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ドライアイ(乾性角結膜炎)[どらいあい(かんせいかくけつまくえん)]
なんらかの理由で涙腺が委縮するなどして涙の分泌量が減り、角膜や結膜に炎症を起こす病気。軽い角膜炎、結膜炎の症状が長く続き、角膜が透明度を失ったり、結膜が赤く腫れるなどの症状があらわれます。チワワ、シベリアン・ハスキーやトイ・プードル、バセット・ハウンド、コッカー・スパニエル、ダックスフンドなどの犬種がなりやすいといわれています。
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チェリーアイ[ちぇりーあい]
目頭にある第三眼瞼腺が反転して外側に飛び出す病気。赤く腫れ上がってさくらんぼ(チェリー)のように見えるため、チェリーアイと呼ばれています。ビーグル、コッカー・スパニエル、ペキニーズなどの犬種では、先天的にこの病気を発症することが。角膜炎や結膜炎を併発する場合もあります。
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眼瞼外反症[がんけんがいはんしょう]
まぶたが外側に向かってめくれる病気。角膜や結膜が外部に露出し、炎症や潰瘍を起こしやすくなります。下まぶたに起こることが多いです。セント・バーナード、ブルドッグなど顔面の皮膚がたるんでいる犬種は、先天的に眼瞼外反症を起こしやすい傾向があります。