犬が好き
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新連載「柴犬ももと猫たち」vol.2「どんな名前にしよう」
ももが初めてうちに来た日
お迎えに行く車中では、というよりももに出会ってからこの日までずっと、私たち夫婦は、ももの話ばかりしていました。
2人とも犬と暮らすのは初めてだったので本やインターネットで犬に関する知識を仕入れては披露しあっていました。
夫にいたっては「小さい頃から犬と暮らすのが夢だった」と何度も何度も嬉しそうに話していました。
名前が決まらない・・・
小さくてふわふわで子犬特有の甘い匂い・・・
腕の中で大人しく丸くなっていたかと思うと、うとうとと眠りはじめる様はまるで絵本の世界にでも入り込んだかのような愛らしさと平和そのものでした。
家に帰る車中でも私たちはまだ「どういう名前がいいか」で熱く語り合っていました。
マロン、プリン、茶子、さくら、小梅、、、etc
食べ物の名前や花の名前、外国語や好きなキャラクターの名前など思いつく限り出し合いましたがどれもしっくりくるものがなく、なかなかどうして決まらないのです。
「ももがいいと思う」
そして、なぜこの名前がこんなにもありふれているのかも、なんとなく分かった気がします。
同じ名前の子が世の中にはたくさんいるだろうと分かっていても、それでもなお、この名前を愛する我が子につけたくなるくらいに「もも」という名前には愛らしいイメージや和風の柔らかさ、声に出した時の響きの良さなどたくさんの魅力であふれていました。
かくして、世の中にまた1人(頭)、「もも」と命名されし愛されワンコが誕生したのであります。
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