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犬の散歩嫌いどうする? 散歩に慣れさせるには3つの「ゴハンタイム」がキモだった

「小型犬だから、散歩に行かなくてもいい」
そんな誤った解釈をしている人はいませんか?
小型犬だろうと大型犬だろうと、犬にとって散歩は、運動をさせるという目的だけでなく、外の空気にふれ、風やニオイを感じさせるという意味でも非常に重要なお世話です
そうすることで、犬は心にもいい刺激をうけ、日々のストレスの発散にも役立つのです。

とはいえ、散歩が嫌いな愛犬を外へ連れ出すのは、非常に大変なこと。
そこで今回は、愛犬が大好きな「ゴハン」や「おやつ」の時間をうまく利用することで散歩嫌いな犬を、散歩に慣れさせるテクニックをご紹介。
少しずつ慣れさせて、外に出ることが大好きな犬に育てましょう!
散歩は大切!とわかっていても……。(写真はイメージです)

「ゴハン」の時間にリードをつけよう

リードをつけてゴハンを食べさせることで、リードへの苦手意識を払しょくしましょう!
散歩が嫌いだと、リードをつけようとするだけで逃げ回る犬も……。

そんなときは、ゴハンやおやつの時間など、散歩以外の場面でもリードをつけるようにしてみて。
大好きなゴハンやおやつの時間にリードをつけていることで、リードに慣れさせると同時に、「リードをつけるとイイコトが起きる」と覚えさせます。

なお、リードをつける瞬間は、愛犬が嫌がらないように、おやつを与えながらそのスキに装着するようにしましょう。
このときに与えるおやつは、食べるのに少し時間のかかる犬用ガムなどが便利ですが、なければ、小さく切ったおやつや、ドライフードを次々与えることで時間を稼ぎながら、そのスキにリードをつけるようにするといいでしょう。

玄関の近くでゴハンを食べさせよう

外に近い環境でゴハンタイムを!
散歩の途中でおやつやゴハンを与えれば、犬は散歩そのものにいい印象を抱き、散歩に慣れていきます。
しかし、かなりの散歩嫌いだと、外で食べ物を出してもそもそもそれを受けつけないことが……。

そんなときは、ふだんのゴハンを、リビングではなく玄関に近い場所で与えるようにしてみて。

いきなり玄関だと難しいのなら、まずはリビングから出た廊下で与えてもOK。
それに慣れたら玄関の手前、さらに慣れたら玄関、それも慣れたら玄関のドアを開けて外を見せながら食べさせる、次はドアの外で食べさせる……といった具合に、徐々に家の中から外でも食べられるように慣れさせていきます。

これができるようになれば、散歩中、家から離れた屋外でも徐々におやつやゴハンを食べられるようになり、ひいては散歩に慣れていきます。

歩きながらゴハンタイムにしてみよう

あらかじめ手にフードを握っておき、歩きながら与えましょう。
散歩を嫌がって立ち止まることが多いのなら、歩き食べ作戦がおすすめです。

方法は簡単で、隣を歩く愛犬にフードやおやつを与えながら進むだけ。
このとき、ただやみくもにフードやおやつを与えるのではなく、歩きながら愛犬の名前を呼び、目が合ったらすかさずほめて立ち止まらずにフードを与えることを繰り返すと、「飼い主さんと並んで歩くとイイコトがある」と覚え、散歩そのものに慣れていきます。
しかも、飼い主さんの歩くスピードに合わせて、並んで歩けるようにもなりますよ。
いかがでしたか?
今は散歩が苦手でも、ゴハンタイムを工夫すれば、徐々に慣れていきます。
散歩ができるようになれば、愛犬の心身にいい影響を与えるだけでなく、たとえば災害が発生して外に避難しなければいけないようなときでも連れ出しやすくなります。
焦らずじっくり慣れさせるくらいの気持ちの余裕をもって、ぜひ試してみてくださいね!

参考/「いぬのきもち」2018年6月号『散歩のお悩み、なんでも答えます♪』(監修:SKYWAN!DOG SCHOOL代表・井原 亮先生)
写真/佐藤正之
文/h.taco
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