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犬も仮病を使う⁉ 足裏しか汗をかかないのは迷子にならないため⁉ 犬のオドロキの生態

犬という動物のすごい能力について、どれくらい知っていますか? まだまだ皆さんが知らないことがいっぱい! 今回は「これってホント⁉」と驚いてしまう犬の生態について、いぬのきもちでおなじみの哺乳類学者・今泉忠明先生に教えてもらいました!

オスの犬は10㎞も離れたメスのフェロモンを感じ取れる⁉

撮影/殿村忠博
犬はほかの犬が発したフェロモンという物質をかぐことができるといわれています。とくにオスは、メスが発したフェロモンをかぎ分けることがとっても得意。今泉先生によれば、オスは10㎞離れたメスのフェロモンをもかぎ取れる可能性がある、とのこと! 

犬が足裏に汗をかくのは道標をつけるため⁉

撮影/殿村忠博
じつは犬は、人のように体温調節のために汗をかけないといわれています。ただ、肉球には汗を出す汗腺があり、少量の汗をかくため、歩くとそこに汗とニオイをつけることに。そのおかげで、犬がもし迷子になっても自分の足裏のニオイをたどれば家に帰れる、というわけです。犬のニオイをかぎ取る力のすごさも感じる、すごい生態ですよね!

犬も自分の利益のために仮病を使う⁉

撮影/殿村忠博
治ったはずの足を引きずって歩いたり、痛くないのに鳴き叫んだり……。犬はときに、このような仮病を使うことがあるのです。これは、犬が非常に賢い動物で、「これをすれば飼い主さんがかまってくれるはず!」と知っているからこその対応。仮病を使うのは、人とサルと犬くらいだそうです。

犬によっておっぱいの数が変わる⁉

撮影/殿村忠博
犬のおっぱいは、通常5対、10個あるとされていますが、じつは犬によって数が違うそう! 出産の経験がないメスだと8個という場合が多く、逆に出産経験が豊富だとおっぱいの数も増える傾向にあります。なんと奇数の場合や12個ある犬も! 
いかがでしたか? 犬は人の想像を超えたすごい能力や不思議な生態がたくさんあります! このほかにも愛犬の気になる点を見つけて、調べてみるとおもしろい発見があるかもしれませんよ!

※写真はイメージです。
参考/いぬのきもち2021年2月号「ざんねんじゃない 犬のスゴイ!!生態」(監修:哺乳類学者・今泉忠明先生)
撮影/殿村忠博
文/melanie
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