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犬の心拍数と呼吸数の測り方は? 知っておくと役立つ!愛犬の健康管理法
犬の心拍数と呼吸数の測り方について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
犬の安静時の心拍数と呼吸数
犬は、1分間に小型犬で60〜80回、大型犬で40〜50回の心拍数があり、体が小さいほど心拍数の数が多くなるため、子犬は成犬の2倍ほどの心拍数があります。
1分間の呼吸数については、小型犬で20〜30回、大型犬で15回程度が正常な回数となります。
犬の心拍数を確認する方法
心臓付近で測る
内股の付け根で測る
1分間ずっと数えなくても、15秒間の心拍数を数えて4倍にしたり、20秒間の心拍数の3倍が1分間の心拍数となります。
愛犬の呼吸数を確認する方法
心拍数と同じく、1分間ずっと呼吸を数えなくても構いません。15秒間の呼吸数の4倍や20秒間の呼吸数の3倍を1分間の呼吸数としてカウントすることができます。
犬の異常な心拍や呼吸に気がつくポイント
例えば、安静時の呼吸数が多い場合は、呼吸器疾患などによって息苦しさを感じている可能性がありますし、心拍数が正常よりも多い状況が続いている場合は、心機能に何らかの異常がある可能性もあります。
日頃から、愛犬の安静時の心拍数や呼吸数を把握しておくと、異常に気が付きやすくなります。
動物病院では愛犬が緊張して、心拍数や呼吸数が上がってしまう傾向があるため、ご自宅で安静時の状況を把握しておくことはおすすめです。
犬の心拍数と呼吸数の測り方を知っておくと、愛犬の健康管理に役立ちますね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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