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可愛い「#布団犬」がたくさん! 飼い主が知っておきたい布団のかけ方などの注意点は|獣医師解説
この記事では、犬に布団をかける際にはどのようなことに注意する必要があるのか、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
犬は布団をかけて寝るのが好きなの?

「柔らかくて温かい布団は、人もとても心地いいですよね。おそらく犬も同じ気持ちで、布団を求めてしまうのだと思います。
また、もともと犬は穴倉を寝床にしていた動物なので、布団をかけて寝ることは本能的に安心感があるのかもしれません」
犬に布団をかけてあげるときの注意点は?

「布団はなるべく軽いものにして、愛犬の体に合ったサイズのものを用意してあげましょう。布団のサイズが大きすぎると足を引っかけてしまったり、爪や足を怪我する恐れがあります。
犬に布団をかけてあげるときは、頭が出るようにしてあげましょう。また、布団に入っている愛犬を踏まないように、飼い主さんは気をつけてください」
犬が使う布団の素材選びにも配慮が必要?

「犬の体質と素材の相性によっては、皮膚のアレルギーを起こすことがあります。布団を使用したことで犬の皮膚に異変が見られた場合には、獣医師の診察を受けましょう。
また、ドライスキンのコは静電気の起きやすい素材を使用して症状が悪化することがあるので、注意してあげる必要があります」
「犬は肉球にしか汗をかきませんので、健康な犬(多汗症や脂漏症のコでなければ)の場合は皮膚炎を起こすほど蒸れすぎることはないでしょう。
ただし、高齢犬の場合は体温の調節に鈍感になっているために、布団をかけることで冬場でも熱く感じる可能性もあります。愛犬の様子を注意して見てあげましょう」

愛犬が快適に、安全に布団をかけて寝られるように、飼い主さんは配慮してあげましょう。
掲載協力/Instagram(@maroshachooo、@910maruo、@emma210801、@12mugi27)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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