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犬も過呼吸になる? 呼吸が荒いときの対応

突然息苦しさを感じる「過呼吸」は、犬にも起こることがあるそうです。では、犬の過呼吸はどのような理由で起こるのでしょうか?

「犬の過呼吸とその対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

犬が過呼吸になる理由

犬も過呼吸になる? 呼吸が荒いときの対応 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬も過呼吸になることがあります。

過呼吸が起こる理由としては、
  • 犬が興奮したとき

  • 犬が暑さを感じたとき

  • 犬が運動をした後

などの条件で起こりやすく、特にマズルの短い短頭種が過呼吸になりやすいです。

また、循環器疾患や呼吸器疾患、クッシング症候群などの持病を抱える犬でも、呼吸数の増加が目立ちます。

犬の過呼吸の症状

犬も過呼吸になる? 呼吸が荒いときの対応 いぬのきもち
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犬の正常な呼吸数は、睡眠時に連続して1分間に30回を超えない回数といわれます。

犬の過呼吸が起こると、
  • 呼吸が荒くなって苦しそうに口呼吸をする(パンティング)

  • 舌が紫や白くなる(チアノーゼ)

  • 喉がガーガーと鳴る

  • 犬が苦しいと感じて首を伸ばして呼吸をする

などの症状がみられます。

犬に過呼吸が起こったときの対処法

犬に過呼吸が起こったときの対処法 いぬのきもち
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もし、暑さが原因となって犬に過呼吸が起こった場合では、犬を涼しい場所に移動させて、脇や内股をアイスノンなどで冷やしてあげましょう。

また、安静時に呼吸が多い場合では、犬が息苦しさを感じている可能性があるので、そのままにせず早急に動物病院を受診してください。

犬の過呼吸は、さまざまな条件や病気で起こることがあります。

愛犬が苦しそうに呼吸をしている場合は、状態を観察してかかりつけの動物病院を受診する判断が必要となります。

これから暑い季節を迎えるにあたって、日頃から愛犬の呼吸の状態も気にかけるようにしましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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