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ストレスはかからない?「多頭飼いのお世話の疑問」について 獣医師に聞いてみた
この記事では「多頭飼いについて」いぬのきもちユーザーの疑問にいぬのきもち獣医師相談室の川田優貴先生が答えます。
Q1:先住犬が寂しい思いをしないか心配
新しい犬を家族に迎えるのであれば、先住犬に寂しい思いをさせないように、ごはん、声をかけ、スキンシップ、一緒に遊ぶことなどにおいて先住犬を優先してください。
自分を大切にしてもらえていることが分かれば、先住犬も寂しい思いをすることは少なくなるはずです。飼い主さんの行動が先住犬を寂しくさせないためのポイントとなります。
Q2:多頭飼いをすれば、先住犬がしつけしてくれる?
また、先住犬の性格が神経質であったり、他の犬を受け入れられない場合は多頭飼いをすることは難しいでしょう。
Q3:1頭も2頭もお世話の手間は同じ?
例えば「お世話するのが家族の中の特定の誰か1人である」というのは大変な重労働です。
犬は命ある動物です。ごはん、お散歩、排泄、日々の健康チェック、フィラリア予防やノミ・ダニ予防、ワクチン、通院、介護など、これらを1人で行うことは大変ですし、犬の小さな異変に気が付ける余裕がなくなることもあります。
また、お世話する人が体調不良の時、「犬は〇〇がお世話をしているから」と、他の家族がお世話をできないことも困りものですし、そのことで犬が体調不良やストレスを抱える可能性もあります。
協力できる大人が犬の頭数と同じ数、できればさらにプラス1名いると、お世話の負担も少なく、誰かがお世話をできない状況になっても安心です。
家族とよく考えて!
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・川田優貴先生)
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
編集/いぬのきもちWeb編集室
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