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「子どもが苦手な犬」への対処法 犬が体調不良に…どうすればいい?

「うちの犬は子どもが嫌い」「孫が遊びにくると犬が逃げ回る、体調を崩す」といった経験はありませんか?いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に子どもが苦手な犬の対処方法を聞きました。

子どもと接した後に犬が体調を崩すのは疲れやストレスかも?

子どもと散歩する犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
子どもが近づいてきたときに、犬がしっぽを下げたり、避けようする仕草がみられたら、子どものことを苦手に感じているのかもしれません。

いつも静かな環境で過ごしている犬の場合、にぎやかな環境に興奮してしまったり、緊張から疲れてしまうことや疲れから体調を崩すこともあります。

他にも、知らない間に子どもが犬に食べ物を与えていたり、食べこぼした物の拾い食いから、下痢などの消化器症状が現れることもあります。

子どもが苦手な犬に対する対処方法

子どもが苦手な犬の対処方法 犬が子どもを嫌がる時どうすればいい?
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人間でも苦手なことを得意にするためには時間がかかります。犬が子どもを苦手に感じている状態を克服するためには、子どもにも犬が怖がらない対応を実践してもらい、子どもと過ごす時間を少しずつ増やしながら無理せずに慣らしていくのがよいでしょう。

ずっと静かな環境で過ごしてきたシニア犬や持病のある犬の場合は慣らすのではなく、その状況を回避したほうがいいこともあります。

飼い主さんが無理をさせない方がよいと感じた場合は、なるべく静かに穏やかに過ごすことができるように、別の部屋やケージなどでゆっくりできる環境を整えてあげましょう。

子どもに犬とのふれあい方を教えてあげることも大切

犬は顔の前に急に手を出されることや急に触られること、大きな声を出されることを怖がり、手や足、尻尾を触られることを嫌がります。

まずは、子どもに対して、犬が怖がることや嫌がることを教えてあげましょう。

次に、どう接したら犬が怖がらないか、優しく触る方法を大人が見本を見せながら教えてあげるとよいでしょう。

犬に優しく声をかけながら、顔ではなく背中を撫でてあげると怖がりにくいことを子どもに教えながら、大人も一緒に犬の体を撫でてあげることもおすすめです。

犬と子どもの距離感を急に縮めることはせず、、コミュニケーションを徐々に増やしながらお互いが慣れていくと、いつの間にか同じ空間で違和感なく過ごせる日がくるかもしれません。

大人が緊張せずリラックスすることも忘れないようにしましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生
文/maki
編集/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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