犬と暮らす
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犬が実は痛みを感じているストレスサイン 「いつもと違う」と気づくことが大事
病気や怪我の痛みを我慢している「犬のストレスサイン」についていぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
犬は本能的に体の異変を隠そうとする動物
犬がみせる痛みのストレスサインはさまざま
《犬自身の行動の変化》
痛みのある部分をなめる、かむ、咀嚼する、引っかくなどの様子がみられたり、じっとしている、隠れる、動いたり段差の昇降を嫌がる、足を引きずるなど、いつもと違う異変が出ていることもあります。
《人や他の犬などに対してみせる行動の変化》
近づいたり触ろうとすると、鳴く、唸る、吠えるなどの攻撃や後ずさりなど、身を引く動きをすることがあります。
これらのさまざまな痛みのサインを見逃さないように気をつけましょう。
痛みのストレスサインに気が付いたら動物病院へ
緊急性がない場合も「まぁいいか」「気のせいか」と放置せず、できるだけ早く獣医師に相談しましょう。
犬の異変を察知する観察力がポイント
鳴き声やポーズなどわずかな変化である「痛みのストレスサイン」を察知して、少しでも早く愛犬の体調不良に気が付いてあげましょう。
この変化に気がつくために、日常的に愛犬を観察して犬からの小さなサインを見逃さないようにすることが大切です。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生
文/maki
構成/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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